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戦前、戦後の話ですが、
私の親の世代は、「学校をでていない」ために思うような道へ進めない人たちが多かった。
村の秀才が、丁稚奉公に都会へ出ることなぞまれではなかったと思う。
ですから、戦後、彼らは、収入に余裕がある限り、子供を進学させることに熱心であった。そのためには、子供を普通科高校に進学させるのが手っ取り早いことは言うまでもない。
しかし、総合大学、普通科高校のあり方は、単に「いい会社」「いい仕事」
を求めるためにあるとしたら、それは本来の機能を逸脱したものです。
私の主張
普通科高校の卒業者に、自動的に大学無試験入学させればよい。
ただし、普通科高校の、「入学・卒業率」を、100対60ぐらいに、私は試算する。
大学は最初の一年で、学生の20パーセントの中退を試算する。
そうすると、中卒時に、親も本人も、この「リスクを背負って」の普通科高校への進学を真剣に考える。
つまり、普通の職業人としての人生を送りたければ、職業高校進学というシステムです。
4年制にしてもいいから、職業高校を充実させて、生徒に中級技術者としての仕事を習得させ、卒業時には「一人前の」、社畜ではない、企業から企業へ移動可能のキャリアを求めて動くスペシャリストとして労働市場に送り出してやればいい。
現在の労働市場のニーズにも見合う。
(一人前ということは、職場で、同僚に「先輩風を吹かさせない」ということです。)
大学にいきたければ、数年仕事のキャリアを積んでから、通えばいい。
このシステムが確立すると、現在の普通科高校、総合大学の半分以上はいらない。
予備校、遊園地化した中等教育、そして学生の就職のしがらみから逃れた高等教育も充実する。
親の負担は軽減し、子供をつくる意欲が増す(?)。
(いままでの投稿と重複するとこあり)