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(回答先: サブプライムローン危機について調べたこと 投稿者 まとおせ 日時 2007 年 11 月 11 日 14:10:19)
まとおせさん私もサブプライムについて勉強していますので色々と参考にさせていただきます。
ただ現在私はインターネットを繋ぎっ放しにできない環境にいますので(明日からはこの環境から抜け出せますが)家に帰ってからゆっくりと読んで再度書き込みを入れます。
もう一つ疑問に思うのは借金大国アメリカが危険と知りながら住宅販売に力を入れていたこと。その資金をどのようなかたちで考えていたのか。
日本の土地バブルの時はそれ以前の好景気から国内に金が有り余っていた。その過剰資金が土地や株に流れ込んだと記憶しています。
このように考えるとアメリカの場合は逆のような気がいたします。単なる株価を落としたくないため、景気浮揚のために住宅投資に力を入れたのか。世界に相当な借金(基軸通貨による、外貨準備金)を持ちながらと言うことです。
この問題は私自身難しくてなかなか解けません。
金本位制をはずし紙幣がいくらでも刷れる状態を作り出した。今まで歴史になかった機軸通貨というかたち、貿易をやり易くするためドルによる外貨準備金を各国に用意させた。これはドルをただで
ばら撒いたのではなく、ちゃっかりと相手国から財の輸入をおこなっていた。それを自国の国民に買わせていた。
対等な貿易でないということは、国としてはその支払いができないということであり、その財を買わせる国民にもその金が無いと言うことになります。そこからその財を買わせるために無理やり国民にローンを組ませる。言い換えればタダデ輸入した財が売れると言うことは景気を落とさなくても済むということになります。
ただここで各国が外貨準備金として持っている財務省証券を全て現金に換えたとき、すざましい流動性が発生しアメリカが超インフレになるのではないでしょうか。そのように考えると危険な冒険であった機軸通貨という仕組みが破綻を招いていく原因と考えることもできます。