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(回答先: 「小沢一郎の、深慮遠謀は、…大変すぐれた考えだ、副島隆彦…を甘く見るな」と 投稿者 仁王像 日時 2007 年 10 月 16 日 23:01:23)
1.『操られたルーズベルト〜大統領に戦争を仕掛けさせた者は誰か』カーチス・B・ドール/プレジデント社‘91年/抜粋
〈統一世界政府−国際連盟と国際連合〉
・われわれにも他の国にも君臨する「国際連合」という超政府を作ろうという計画は、1919年のパリ講和会議で、「国際連盟」が登場した時にスタートした。国連の真の長期目標は、統一世界革命社会主義的宣伝―欺瞞という手段が絶えず用いられる―の雲の陰に巧妙に隠されているし、またこれまで常に隠されてきた。
世界規模の国際連合という機構の概念は、何もないところから突然生まれるわけではない。それを成功させるのに必要な莫大な資金を、誰もすぐ用意できないことは明白だ。ということは、利己的な目的を達するべき戦争を起こすためにずっと以前から計画されてきた国連設立工作は、より以上の力と富を求めてやまない内外の少数の連中にとって、大量の資金を投入する価値があったということだ。少数の連中とは誰か?
…その代表的な支持者やスポンサーは世界的銀行家たちだった。国際連盟が失敗したのは、…大きくは合衆国上院と、隠された危険性に気づいた鋭いアメリカ国民の強硬な抵抗のせいである。
国際連盟の失敗にひるむことなく、この同じ大資本家・指導者グループは、ただちに新しい道具を計画した。今度は失敗を繰り返さないように、彼らは自ら外交問題評議会(CFR)と呼ぶ組織を作った。さまざまな領域で工作する人物を慎重に訓練し、彼ら一流のイデオロギーや政治、軍事、財政、教育上の目標を正しく教え込むためだ。イギリスのロンドンにも、王立国際問題研究所(RIIA)という組織が作られた。この二つの世界版が「ザ・ビルダーバーガーズ」で、…。
〈国連の正体〉
・国連軍兵士の隠された目標は、国連のCFRスポンサーが仲間の大銀行家や友人たちのために、天然資源の豊かな広大な地域を直接若しくは間接的に確保できるようにすることにある。その後で、彼らは新しく「民主」政権を誕生させ、直ちに自分たちが支配する新通貨制度を設立し、そこから天然資源の搾取や市場化の計画に着手する。事実上、それは多数の発展途上国に対する、組織的な規模壮大な略奪である。
まもなく、もっと戦争が起きるだろう。新しい銀行や通貨、融資を作り出し、われわれには高い金利で借金が増え、他の者には新たな市場を開くため、国際問題評議会(CFR)と国連の代理人が引き金を引く戦争だ。
2.『次の超大国は、中国だとロックフェラーが決めた』ヴィクター・ソーン/徳間書店‘06年/抜粋
〈私たちの素晴らしい国は滅ぼされた〉
・外交問題評議会(CFR)は1921年に設立された。その目標は、世界政府樹立、単一機関への権限の集中、国境と主権の排除、国連の権威の向上、世界裁判所の設立、権利章典の撤廃などである。
・国際連盟は、この真の陰謀の隠れ蓑だ。これは三つの機関、英国王立国際問題研究所、外交問題評議会、そしてロスチャイルド一族から生まれた。
3.『世界権力構造の秘密〜闇の犯罪秘密結社の恐るべき野望』ユースタス・マリンズ/日本文芸社 H9年/抜粋
〈新世界権力は5000年の歴史をもつ人類支配機構である〉
・ヘンリー・キッシンジャーのような世界権力の手先たちが「集団安全保障」を求めるとき、本当に捜し求めていたのは、その陰に隠れて人類全体に安心して略奪行為を働ける支配体制なのである。このことはジョージ・ブッシュ大統領がしぶしぶ明らかにしたことでもある。…大統領は、世界秩序(権力)とは実は「国連平和維持軍」のことであると述べた。
・世界権力(秩序)は寡頭制による世界支配を回復するため、両次世界大戦を計画し実行した。その世界支配はボルシェヴィキ体制と国際連合とかさまざまに呼ばれるが、世界権力(秩序)と呼ばれることだけは決してない。
〔臭うぞう〜コメ〕
副島教授が論を立てる「国連観」が教科書風のものであることは明らかだろう。教授は国連憲章を所与のものとし、それに中学生のごとき信頼を寄せている。だがそれは、ウラのある「国連」というものの走狗と化しているというのが、今の教授の客観的な姿になるのではないのか。「隙だらけの馬顔」状態で観念遊びをしている。底の浅さが1センチぐらいしかない。危な過ぎてついていけない。
「国連待機軍」構想などという、対日軍事同盟に自衛隊の一部を割いて身柄を預けるということが何を意味するのか。憲法改正や国家主権の問題も関わってくる。国民が大きく覚醒すれば実現不可能だろう。小沢一郎の衆愚思想から出た発想だろう。こんな姑息な手段で国難を逃れられると思っているこのレベルの低さ、反って国運を危うくさせる。
国難を逃れるには正攻法で戦うことを原則とする。こんな手段を深慮遠謀などと持ち上げる精神構造は、根底がヒシャげているのだ。換言すれば、精神の根底に「敗北主義」がある。戦わずしてすでに敗けているのである。
(言論人としても学者としても、近ごろ浮かんでくる基語は「アマチュア」である)。
・「底の浅さ」を最初に感じたとき
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/102.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 6 月 30 日 09:48:40: jdZgmZ21Prm8E