★阿修羅♪ > 議論26 > 227.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 参議院選挙を控え 投稿者 アウトサイダー 日時 2007 年 7 月 26 日 23:45:08)
2007年07月26日
護憲勢力”ゼロ”の衝撃
参院選も終盤となり、マスコミ各社の最終情勢分析が出始めた。
JNNも予想を出したが、ここの予想が左派・護憲勢力にとって最も厳しいものではないだろうか。
参院選、与党の過半数は難しい情勢
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3618298.html
■開票日とその翌日で”どんでんがえし”もアリ
『与党の過半数は難しい情勢』『民主党が第1党となる可能性』
こんな予測だが、これだけなら一見良い流れのように感じるかも知れない。
しかし、一方で『共産党と社民党は選挙区での議席獲得は困難』『改選前議席維持は困難』
こんな予測が続いている。
まとめれば、『与野党逆転』『民主党一人勝ち』『護憲勢力消滅』
この三点に集約される。
一人区での民主党候補への『戦略的選択』の結果、民主党の圧倒的勝利がもたらされそうな情勢だ。
小選挙区制度の弊害が如実に現れたというところだろう。
有権者の中には自民党に「お灸をすえた」という気分で、『与野党逆転』に溜飲を下げるという効果は期待できるだろう。
しかしそれはあくまで「気分」でしかない。
27日の各局の開票速報のテロップには大きく『与野党逆転』という文字が躍ることだろう。
しかしその翌日の新聞に『政界再編!』『自民党が民主党内の改憲勢力をとりこみ政権維持!!』
などという見出しが躍らないという保障はどこにもない。
特に与野党の議席が伯仲すればするほど、その可能性は高い。
■護憲勢力”ゼロ”の衝撃
今回のJNNの情勢分析では、共産党と社民党は選挙区だけでなく比例代表を含めて議席”ゼロ”の可能性がある、と指摘しているのではないだろうか。
仮にそうなった場合国会内の雰囲気は一変する。
改憲へのレールを暴走する”改憲機関車”はもはや誰も止めるものはいない。
「民主党がいる」、などということを言う人はあまりにも”ノー天気”としか言いようが無い。
民主党の内部にどんな勢力があろうと、「改憲推進に向けて自民党と協議する」という党の基本方針が決まれば一糸乱れずコトは進められていく。
現代の政党政治とはそういうものだし、これまでの日本の政治で何度も見せつけられてきたことだ。
外野(在野)の声など届くはずもない。
こんな中で投票率は亥年のジンクスを破り高投票率が予想されている。
実際にそうなるかは投票日を待たねばならない。
ただ、自分の周辺でどんなに選挙への盛り上がりがあっても、上記のような予想をするにつけ、今自分の中では投票所への足が遠のいていっている。
今日の出来事
http://lin-fc3.dyndns.org/top/cgi/archives/2007/07/post_74.html