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(回答先: 護憲勢力”ゼロ”の衝撃 今日の出来事 投稿者 Kotetu 日時 2007 年 7 月 27 日 04:11:54)
それは、護憲勢力指導部(とくに社共指導部)に戦略がないからですよ。
ほんとうに心底、「護憲」の議席を獲得したければ、
選挙協力さえすれば議席獲得の可能性が高い
3人区、5人区で共産党と社民党は選挙協力すべきだったのです。
統一候補方式でも、バーター方式でもいいですから。
互いに候補者を立てあえば、共倒れする確率が高くなることが予め予測できたはずなのに。
選挙協力すれば、最大5議席は獲得できたかもしれないのに。
にもかかわらず、彼らは、選挙協力せず、互いに候補者を立てあって、
護憲票を喰い合い、足の引っ張り合いをして、共倒れの道を選択しつつある。
なかでも、大阪選挙区は、共産党候補が善戦していますが、
社民党が候補者を擁立しているので、
共産党候補の得票と社民党候補の得票の合計が
自民党候補の得票より多かったが、
結局は自民党に負けて、共産党落選という結果に終わるかもしれません。
さらに、大阪よりもっと、護憲派が善戦している東京選挙区も、
自称「護憲派」の共産党のT候補、社民党のS候補、そして無所属のK候補は、
互いに護憲票を喰い合っているため、共倒れするかもしれません。
その結果、改憲タカ派の元女子アナM候補が漁夫の利を得て当選するという
最悪の結果に終わるかもしれません。(そうならないことを祈ってますが)
そうなった場合は、戦略なき自称「護憲派」指導部(とくに社共指導部)の罪は大きい。
退陣したほうがいいでしょう。
もっとも、2003年総選挙あるいは2004年参院選の惨敗の責任をとって、
とっくの昔に共産党の志位執行部は退陣すべきだったと思いますがね。
なぜ、志位さんがいまも続投しているのか、私も含めて党外の一般の人はなかなか理解できないでしょう。
そこが共産党のおかしなところですよ。
話を戻すと、
そもそも、共産党と社民党が国政レベルで全国的に選挙協力しなければ、
「二大政党制阻止」も「第三勢力(第三極)」も絵に描いた餅なのです。
それが実現できない限り、護憲派の閉塞状況は解消されないでしょう。
・・・結局、共産党も社民党も「護憲の旗印」を
自党の生き残りに利用しているだけで、
心底から「憲法を守ろう」という気持ちはないのではなかろうか。