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(回答先: 媒介という考え方 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 3 月 25 日 18:20:24)
>「石原も浅野も自民党的なバラ撒き行政だ。」という事を言う人は
あたかも石原都政も浅野都政も全く同じだと言わんばかりだが、その事は証明されたのか?
>資本主義経済の肯定という意味では石原も浅野も同じだろう。
>しかし、今回の都知事選の争点は果たして資本主義経済なのか?
>違うだろう。
>浅野の歯切れが今一だという意見は確かにもっともかも知れない。
>しかし、ハッキと推進すると言っている石原と「見直す」と言っている浅野が同じと言えるのだろうか?
>「見直す」という事は世論次第で「止める」可能性もあるのでは?
>私は都知事というのは1つの媒介だと思う。
>都知事が誰になるのかはいかに微妙ではあっても違いがあるハズであり、このわずかであるかも知れないが確認できる違いに期待しないという思想はいかがなものかと思う。
>勝てる見込みがある者の中でマシな方に賭けるという選択はベストではないか?
>選挙は日頃の活動の総決算であり、根本的な変革は日常的に訴え選挙の時には日常活動の結果として勝てそうな候補を選択すべきなのではないか?
>マシな候補が見事当選する事は本来の根本的変革の媒介を形成する事になるのではないか?
>そう考えます。
>違いますか?
私もそう考えます。奴等は改良を否定して、我々をマスコミと結託して石原に売ろうと企んでいるようです。全く卑劣な連中です。
本来なら、勝てる見込みがない都知事選ではまず、浅野陣営を支援しながら陣営内での共産党勢力拡張をはかる。更にそれでも石原が逃げ切る可能性が高いし、浅野が勝つにしても、とにかく今から都議会での勢力拡大と労組への影響力強化をはかります。だが、奴等が今しゃべっている事はなんでしょうか?薄汚いしょうもない「石原も浅野も一緒だ」キャンペーンであって、真正面から石原三選阻止をしようと言う気など全くない。それが無理なら、今から反戦闘争をどう拡大するかが問題のはずです。ところがやつらがやっているのは石原と浅野を同列に扱う事だけ。このままいけば石原三選どころか浅野が反対する東京五輪だって開催されかねない。石原批判の先頭に立ってきたはずの共産党が何故この期に及んで、石原に対してこんな腰の引けた批判しかできないのか?これでは共産党はクエスチョンさんの言う自公の隠れ応援団と言われても仕方ありません。このような陰謀は暴露されねばなりません。「石原も浅野も一緒」として石原都政の8年間をほおっかむりして逃げ切らようと企む日共支持者の汚い策動は暴露せねばなりません。今の共産党はあまりにも腐り切っています。
日本共産党は隠れ自公応援団どころか隠れファシストかも知れません。今は石原三選を大企業中心ブルジョア政治の問題に一般化させて、容認させようとする日共支持者の汚い策動を弾劾して闘う事が求められると思います。
今回の都知事選でつくづく宮本・不破・志井のトリオには愛想が尽きました。もはや彼らが国会や都議会で粛々と審議に応じる時に、場合によっては派兵改憲ファッショの翼賛者として弾劾する必要は出てきそうです。
宮本共産党が都知事選敗北でお線香で通り一辺倒な総括で済まそうと企んでも、我々はもっとアグレッシブな態度で石原三選を迎え撃つ必要があるのです。
ファッショとまともに闘わない宮本共産党は背教者だ。日本の労働者には、おずおずと石原都政の社会排外主義を批判するふりだけする日本のメンシェビキをやじり倒す必要があると思います。「石原都政打倒」のプラカードの包囲をあえて共産党本部に対してやる必要がありそうです。正当な危機感を持つ左翼なら、批判は石原に集中した上で大企業のやりそうな戦略を述べるはずですから。戦前のドイツ共産党やスペイン共産党のような無様な対応など許されません。共産党員はいつでも大企業中心政治一般を批判していれば良い訳ではありません。上海クーデターのような事もあるのですから。
最も反動的な勢力に対して正当な危機感も持てない連中が共産党を指導してもうまくゆくはずがありません。内ゲバばっかりやっていた70年代の新左翼やスペイン内戦中の左派が右派に勝てる訳がない。不破や志井の末路はテールマンなのか。