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2、不破哲三と志位和夫との陰湿な関係実態 (P.100〜102、全文)(筆坂秀世著『日本共産党』)
http://www.asyura2.com/07/bd49/msg/347.html
投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 6 月 05 日 19:24:49: Lif1sDmyA6Ww.
 

(回答先: 1、宮本議長に引退を強要した真相 (P.114〜117、全文)(筆坂秀世著『日本共産党』) 投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 6 月 05 日 19:21:10)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/fudesaka.htm#m22

 2、不破哲三と志位和夫との陰湿な関係実態 (P.100〜102)

 私が罷免される一年前ぐらいの時期だったと記憶しているが、志位氏が議題のまとめをするたびに、不破氏が「僕は違うな」といってひっくり返すのである。当然、結論も不破氏の意見に落ち着いていく。居並ぶ常任幹部会委員の前で、「君はまだまだだな」といわれているに等しいわけだから、これは志位氏にとってつらかったと思う。

 これが週一回の会議のたびごとに繰り返されるのである。こうしたことが何回か続いた後、彼はついにまとめができなくなってしまった。志位氏がまとめをしないと会議は終わらない。そのため、通常は午前一〇時半に始まり一二時半頃には終わる会議が、午後一時あるいは一時過ぎまで長引くこともしばしばであった。志位氏が病気になった時、私はすぐにこの情景が思い浮かんだ。

 他の常幹メンバーはどう思ったか知らないが、私は不破氏の一連の振る舞いに非常に嫌悪を感じた。「なぜ志位氏がまとめる前に発言しないのか。もっといえば議長、委員長の関係なのだから、事前に相談だってすればよいではないか」と思ったものである。ただ私は、そのことを不破氏に指摘する勇気はなかった。志位氏には申し訳なかったと思うし、その勇気がなかったことを恥じ入るばかりである。

 かくいう私も、常任幹部会委員になった頃は、会議のたびに不破氏から叱責された。私を鍛えるつもりだったのだと解釈しているが、国会質問の態度、会議での発言など、一時は何をいっても怒られるというありさまだった。何回か続いた後、志位氏も心配して、「筆ちゃん(志位氏はこう呼んでいた)、大丈夫? どうして不破さんは筆ちゃんにあんなに怒るのかな」と慰めてくれたこともある。私は、「いや、気にしてないです。どうってことないですよ」と返していた。実際のところ、大して気にもしなかった。ただ同じ叱責でも、常任幹部会委員になりたての私の立場と、書記局長も経験し、対外的には党を代表している委員長としての志位氏の立場では、辛さの度合いはまったく違ったはずである。

 志位氏を幹部の面前でいじめのように叱責する不破氏のやり方は、党にとってマイナスでしかない。この場面を直接見ている常任幹部会委員や、伝聞で知った党本部の人間は、志位氏を軽んじ、ますます不破議長を絶対化していくからである。

 たとえば、二〇〇四年参議院選挙前に志位氏が病気になったときのことである。その頃には、私もすでに党本部に復帰していた。志位氏は、療養中にもかかわらず必死に委員長としての職責を果たそうとして、作成中の参議院選挙政策について政策委員会に意見を伝えてきたのである。それをスタッフが浜野副委員長に報告したところ、中央委員でもない政策委員会のメンバーもいる前で、浜野氏は「彼(志位氏)には意見をいう資格はない」と公然と述べたというのである。病気で戦線離脱しているのだから、その資格はないというわけである。それを聞いた政策委員会のメンバーが、「党の指導部はいったいどうなっているのか」と憤慨していたのも当然である。

 こんな話はいくらでもある。政策委員会でも担当の常任幹部会委員が、平然と志位氏の批判をするところを何度も聞いたものである。ところがこういった人たちは、志位氏に面と向かっては何もいわない。典型的な面従腹背である。その一方で不破議長に対する批判だけは、どの幹部もしないのである。

 私が罷免された時、メディアは私のことを「党のナンバー4」と書いたが、私にいわせれば、共産党にはナンバー1しかいなかったのである。

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