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選挙ポスターは最も伝統的な政治広告の媒体だ。依然として重要な媒体でもある。候補が有権者に伝えようとする基本概念とスローガンが最も明りょうに示されるからだ。「李明博=実践する経済大統領」、「正しい大韓民国、頼もしい大統領・李会昌」、「家族が幸せな国、良き大統領・鄭東泳」。
公式選挙運動がスタートした27日、大統領選の主要候補らはこうした内容を盛り込んだ選挙ポスターを発表した。12月19日までの22日間にわたり、全国各地に同ポスターが登場する。野党ハンナラ党の党公認大統領選候補・李明博(イ・ミョンバク)氏は、顔だけを強調した他候補とは異なり、上半身の写真を使った。「国民の皆さま、成功してください」や、ハンナラ党のロゴも目立たないようにした。結果的に「実践する経済大統領」というスローガンが強調されている。
無所属の李会昌(イ・フェチャン)候補は「正しい大韓民国」、「頼もしい大統領」というスローガンを取り入れた。記号の「12」にはチェックの印をつけ、「投票してほしい」との意味を強調した。「無所属」という文字は小さくした。
旧与党勢力・大統合民主新党の候補・鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏は「家族が幸せな国」、「良き大統領」というメッセージを盛り込んだ。選挙ポスターとしては珍しく、ネクタイではなくカーディガン姿だ。「家族の幸せ」を強調するためだという。
創造韓国党候補・文国現(ムン・グクヒョン)氏は「500万人の雇用創出、大韓民国の再創造」という、懸案を中心にしたメッセージを入れた。進歩政党・民主労働党の候補、権永吉(クォン・ヨンギル)氏は「世の中を変える大統領」、新千年民主党候補・李仁済(イ・インジェ)氏は「再び走ろう、大韓民国!」というスローガンをそれぞれ採択している。
Wプロダクションのチェ・ミョンイル企画室長は「李明博・李会昌両氏のポスターは視覚的にさわやかな感じ。鄭東泳氏がカジュアルを選んだのは破格」と評価。政治コンサルティング・ミンのパク・ソンミン代表は「選挙ポスターの多くは、人物・ビジョン・懸案のうちどれか一つに焦点を当てる」とし「李明博氏は経済大統領との人物を、李会昌・鄭東泳両氏は『正しい国』、『家族が幸せな国』というビジョンを、それぞれ強調している」と説明した。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=93280&servcode=200§code=200