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過去の大統領選挙と比べると 20代と30代は確かにハンナラ党候補に多く投票した。1997年大統領選挙と2002年大統領選挙で、李会昌(ハンナラ党)に30%水準で支持した若い世代は2007年大統領選挙では李明博(ハンナラ党)と李会昌(保守系無所属)に過半数を超える56.3%も支持した。しかしこれだけで判断するのは軽率だ。
・他の世代よりも、李明博に対する支持率が低い。
20代の李明博の支持率42.5%や30代の40.4%はもっとも進歩的な世代とされる386世代(40代)よりも10%も低い。「若者が李明博を支持して李明博が圧勝した」という話は完全に間違った主張なのは明らかだ。
・民主vs反民主という古いフレームを脱している20代。
20代が鄭東泳にも一番低く支持した。鄭東泳を高く支持した世代は40代と30代だ。これは20代が盧武鉉政権の経済政策に対して一番過酷な批判をしたということを意味する。30代は相変らず過去の古い民主vs反民主のフレームのままだ。
・20代は文国現(創造韓国党)に全体平均支持率の3倍にあたる15.9%も支持した。権永吉(民主労働党)にも平均以上に支持している。
参考ページ:
http://www.ohmynews.com/nws_web/view/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0000795544
(韓国語)
※コメント:
これは何を意味するのか。どうも日本に似た現象が起きているらしい。
386世代が支持してきた盧武鉉政権がグローバル化の影響もあって厳しい経済政策をとってきた。20代は過酷な状況に追い込まれた。30代以降の世代はその責任をとらず、民主新党の流れを支持してきた。
その結果、
20代は鄭東泳を不支持、李明博を支持、文国現も支持
30代は鄭東泳を支持
という世代間対立が発生した、というワケだ。
30代サヨクは鄭東泳支持をさっさと止めて、20代の「李明博を支持、文国現も支持」という現実を直視すべきであろう。
日本と似た現象である。
しかし日本では文国現のような代替の存在が無い。絶望度は更に深い。