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(回答先: なんか、結局、堂堂巡りしているだけかもしんないね。 投稿者 CCマーク 日時 2006 年 10 月 17 日 21:15:58)
地球の周りを太陽が回るのではなく
太陽の周りを地球が回っていると考えた方が
複雑な天体の動きを円運動として実にスッキリと説明ができた。
だから、太陽の周りを地球が回っているという事が真理だと考えた。
これまで真理として語られてきた事は「一番うまい説明」だという事です。
証明がされたワケではなく
一番スッキリとした説明になっているというダケです。
従って人間の認識は主観の牢獄から逃れられず
客観には手が届かない。
せめて他者と共有する主観を作るしかない。
ただ、だから全ての人間の意識は幻想だという極論に走るのではなく
「真理に限りなく近づく努力をしている。」のでありその事には意義があるだろう
って事です。
到達不可能であってもそれに向けて限りなく近づく努力をする事に意味があるという事です。
そして、そのような努力をするモチベーションは
「限りなく真理に近づいている」という信念でしょう。
この信念に根拠はありません。
だからと言ってこの信念に価値がないとは言えないと思います。
真理が得られる保証はありません。
しかし、努力する事に意味があるのです。
貴方の問いに対する答えにはなっていないのでしょうが、私の考えはここまでぐらいです。