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数の論理は相変わらず団塊の世代の方々が握っているのだと思います。
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/997.html
投稿者 haru 日時 2007 年 1 月 03 日 21:20:17: tQR1Zy22P.JHM
 

皆様、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

姫さん、レスを頂きありがとうございます。
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/870.html

>消費税という財源の向こうに広がる世界って何なんでしょう??
ごめんなさい、私には感覚的にインチキ臭いとしかわかりません。


話を変えます。


我々は、憲法第15条に於いて

 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。
2 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
3 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。
4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

と定義されております。

先日、団塊の世代について思索を凝らしていたところ、皆様には御当然の答えを
はたと思いつきました。そうです、民主主義とは、多数決、多数派の形成が力を得ると云う数の論理なのですね。

戦争によって、多くの知識人、伝承者を失った我が国。
しかし、生き残った人々によって受け継がれ、国民の中に根付いていた思想も、
民主主義という名の下に培養された人々によって打ち消す為の多数派の形成が促されたと言ったら言い過ぎなのでしょうか?

私は、今の世の中が多数派によって多くの合意によって導かれた世であるという事は否定できない事実であると思っております。

さて、今は正月ですが、昨今私の主観の中で様変わりした事実。
それは、正月という時間に多くの人々が集まる場所は、初詣に始まる精神的な場所ではなく、より物質的な場所、大規模量販店等になってしまった、、と言う事実です。

我々は自由の名の下に、多くの好き勝手な振る舞いを謳歌しておりますが、果たして現在のそれが、過去を超えた進歩であるのか、より文化的、文明的な暮らしを我々が実現しているのかどうか、、、疑問を持つのは私たちの役目であろうと思っております。

そんな私たちが、ふと、選挙制度に目を向けたときに、
マスコミやプロパガンダに乗せられる人間ばかりの日本にあって、

なぜ、投票権とは平等なのだろう?
との疑問にぶつかりました。

自分たちの代表者を選ぶという行為。

それは、我々の未来と、続く世代の繁栄と幸せを願う事に他なりません。
しかし、現代人は、そのような思いに至る事はなく、自分たちの目前の儚い幸せを追い求めているだけしか、残念ながら私には伺い知る事は出来ません。
正しい伝承が善であると云う保障を持たないのが現代人であるからでしょう。

安易に他の意見に左右されてしまう人々を目の当たりにすると、
むしろ資格制度にすべきだ!との過剰意見を持つ反面、
誰にも平等な一票であると云う尊さに感謝したいという思いもあります。
それは、閉ざされた中にある一縷の望みと云う事なのかもしれません。

誰かを選ぶ行為には必ず責任が付随しているのだと云う事。

しかし、植木等の無責任時代が未だに続いているようです。
そして、数の論理は相変わらず団塊の世代の方々が握っているのだと思います。

冷静に自分たちを見つめる視野を今私は訴えたいと思います。
そして、何を伝えてゆけるのか、じっくり考えてみたいと思っております。

失礼いたしました。

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