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まずは、次のリンクを見ていただきたい。
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061227AT3S2601Y26122006.html
【「現状に不満を持っている人はたくさんいる」と指摘。「とにかく選挙区を歩いて、1人でも多くの有権者と話をすることだ」と激励した。
来年の選挙を「天下分け目の戦い」と位置付け、「民主党にとっても日本にとっても(政権交代の)最大で最後の機会」と訴えた。】
この考え方は間違いではない。
小沢代表になった民主党は「多少は変わったのか?」と思わせてくれる記事である。
戦後の政党政治には「大きな勘違いがあった」のではないか?とKは思う。
それは、政党主導で政治を行おうとした事である。
有権者の多数派は「一般庶民と労働者」である。
それが、なぜか、「一般庶民と労働者に不利益とも思える方向の政治に流れる」のである。
どうしてだろう?
Kは「政党主導で描き出す未来像の中から、国民に選択させた」からだろうと思う。
簡単に言えば「ハズレくじしかない福引を選んでいるようなもので、どちらに転んでも政党主導の庶民不在の結果が待っていたから」と言うことである。
庶民・労働者の主導で行われる政治でなければ「庶民・労働者のための政治にはならない」のである。
民主党は以前に「浮動票を取り込むために労働組合を切り捨てる」という方針に走った。
郵政民営化に際しては「郵政安楽死計画」という考え方を示した。
こんな事をしている限りは「永久に勝利は見えない」のだろうとKは思う。
自民党が「金持ち優遇の政治を行う」のだから、民主党は「貧乏人に優しい政治を提案すべき」なのである。
自民党が「地方の有力者の声を聞く」のなら、民主党は「地方の庶民の声に耳を傾ける」ようにすべきなのである。
Kは前に「政治に感心を持たない人の投票券など認める必要はない」と書いた事がある。
これは、逆に言えば「政治に感心をもてないような政治を行っている政治家の方に責任がある」と言うことでもある。
どう関わっても「自分の声が反映するとは思えない政治だからこそ、政治に関心がない庶民が増える」のである。
政党主導ではなく、庶民・労働者主導の政治を目指す政党が必要なのである。
政党が指し示す未来像に「この指止まれ」と言うのでなく「あなた(有権者の声)を政治に反映しますので聞かせてください」という政治を目指す政党が必要なのである。
今回の小沢民主党は「野党共闘のために変わってきた」
問題は「この変化は本物か?」と言う点である。
「政党に都合の良い未来を作り出すための方便としての変化なのだとしたら、民主党に勝利は来ない」だろう。
【1人でも多くの有権者と話をすることだ】と小沢氏は言う。
それが、有権者が今何を本当に望んでいるのか?を知り、それを政策に反映すると言うことならば「民主党は変われる」可能性もある。
いずれにしても
【民主党にとっても日本にとっても(政権交代の)最大で最後の機会】
であると言う認識は間違ってはいない。
ここで、与党自民公明党が勝つならば「憲法すらも変えられてしまう」だろう。