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(回答先: この掲示板には左巻きか右巻きかしかいないからだよ。 投稿者 姫 日時 2006 年 12 月 26 日 00:34:30)
姫さん、議論板でのレス(http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/118.html)、ありがとうございました。
関連すると思ったのでこちらにレスさせていただくことにしました。
>まさしく教育基本法改正問題はイデオロギー問題ですよ(議論板の姫さんの投稿より)
確かに、イデオロギーが関係していると思います。改悪によって教育がよくなると漠然と思っている人は別として、賛成派と反対派というのは、明らかにイデオロギーにおいても対立していると思いますから。
しかし、問題はイデオロギー対立よりもむしろ、国家の推奨するイデオロギー以外のイデオロギーを認めないというファシズム的方向性にある(*)と思います。
その点において、イデオロギー問題として捉えるのではなく、多様な価値観を認めるか認めないかの問題として捉える必要があると考えている次第です。
また、イデオロギー対立として捉えると、右派の人との共闘は不可能になるでしょうが、多様な価値観の存在を認めるか否かという問題として捉えれば、右派の中からも、また、右派とか左派とかいうことに関心のない層に対しても訴えていくことができると思います。
話はまた違いますが、例えば新自由主義の問題についても、
イデオロギー対立として捉えるのでなく、
新自由主義がもたらしてきた貧富の差の拡大、特に、貧しい者がどのような生活を強いられているかという実態を提示しつつ、
例えば生活の平等、つまり、より多くの人がより平等な生活水準を享受できるような社会を作るべき、といったことを軸にして反対していくことが、
イデオロギーの違いを乗り越えて連帯するすべになるかと思います。
イデオロギーによる分断が権力者の古今東西の戦略であるのならば、イデオロギー以外の点における連帯こそ、権力者に対抗するにあたって模索すべき戦略なのではないかと考えます。
したがって今回の姫さんの
>イデオロギーの対立こそ無駄なエネルギーでしょう。
に大いに賛同するものです。
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*問題はイデオロギー対立よりもむしろ、国家の推奨するイデオロギー以外のイデオロギーを認めないというファシズム的方向性にある↓
右派含めすべての方に訴えたい:単一のイデオロギーを押し付ける教育改革及び改憲は、国を退廃させる
http://www.asyura2.com/07/senkyo29/msg/370.html
投稿者 heart 日時 2006 年 12 月 26 日 01:58:33: QS3iy8SiOaheU