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(回答先: いじめ問題を考察してみる。 投稿者 考察者K 日時 2006 年 11 月 25 日 13:45:13)
いじめのメカニズム
2006-11-25 19:29:14 いじめのメカニズム
いじめの加害者に共通するのは、相手に対する差別 感情である。多数派が少数派を差別するとき、また、権力・権威の勝る者が劣る者を差別するとき、そこにいじめが発生する。学校で、転入生がいじめの標的になるのは、子供による一種の少数派差別といえる。
日本には、古くから有形無形を問わず「ムラ社会」が存在し、その中では、いわゆる村八分 が一つのいじめの形態となっていた。村八分は、一方では、村社会の規律を維持するための側面があった。
近世における穢多 (えた)・非人 (ひにん)などの制度的な身分差別は、いわば、いじめが極限に達した形態であった。差別感情を社会秩序の維持(統治)に利用し、他の身分の不満をガス抜きする側面があった。しかしながら、不当な差別によって、被差別者が肉体的・精神的・社会的に受けた被害は計り知れないものがあり、今日まで部落差別 として悪影響を残していることは周知の通りである。
いじめが集団的または制度的に行われる場合、集団への同調圧力などから、たとえそれが残虐な行為であっても、罪の意識が忘れられ、勢いで行為に加担してしまうことがある。こうした集団心理の存在を証明した心理学 の実験も少なくない(アメリカの心理学者ソロモン・アッシュ の実験など)。
いじめがゲーム感覚で行われることもある。加害者は、しばしば「楽しくて面白いから」と称するが、実際にはストレス発散のゆがんだ現れであることが多い(「#いじめの原因 」参照)。また、加害者は、いじめる相手の人格的なマイナス面だけを取り上げて、「相手に責任がある」と責任逃れをすることがある。これは、誤った正当化であり、いかなる場合にもいじめは許されないことを加害者に教育する必要がある。
遺伝学的に人間に最も近いチンパンジー の野生の群れの中でもいじめが存在する。これは脳の構造上から見てもヒトの(「#いじめの原因 」参照)とほぼ同様の原因から起こる現象と考えられる。
動物の群れの中でのいじめは、基本的には、序列闘争・パワーゲームの延長上にあり、過剰攻撃による見せしめ的な意味合いをもつ。集団において下位層を形成することで、間接的に集団の秩序(序列)維持につながる行動様式が不完全な形で変化したものが、いじめ現象と考えることもできる。
さまざまな動物に見られるいじめ行動は、弱い個体、一時的に弱くなった個体を群れから排除して、短期的には現状における環境適応力を高める働きもある。しかし、群れとしての多様性の低下や、それに伴う将来的な環境適応性の低下を招くことにもつながる。
【ワヤクチャ】誰かを排除する事を通じて他のメンバーの結束を固めるという事でしょうな。常に悪者探しをして吊るし上げるという行為が行われてますね。但しKさんに対してはいじめではなく批判が行われていると私は思います。批判の論拠も皆さん述べらられているでしょう。
【安倍は戦争を起こす】
http://ameblo.jp/wayakucha/