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私は、戦後の高度経済成長期、バブル期を経験いたしました。
テレビの普及に始まって、目新しい事が次から次へと出現しまして、
毎日をわくわく過ごし、まさに物質文明の申し子であると思っております。
当時は、川崎、四日市の喘息問題や、水俣病、イタイイタイ病、、、
公害問題も確かにありましたが、国内は今程の開発はされておらずのどかな田舎が多々存在しておりました。また、旅に出れば、よそ者を危険視する風潮など殆どなく、むしろ歓迎され温かな歓待を幾度も経験いたしました。
当時の若者は、様々な夢を持っておりました。不便である事がその夢にロマンを持たせたのかもしれません。当然、今よりも世の中に対して無知であったのでしょうが、その分自分たちの地域、家庭、仲間の中から学び、経験し、人間的な価値観を育めた様な気がいたします。
さて、現代になって、ゴミの分別回収に始まり、それまでの使い捨て社会が一変いたしました。リサイクルと云う新たな価値観も生まれました。
経済構造はグローバル化となり、貿易障壁が撤廃され、株や債券、為替が基本となる経済と変化いたしました。当時はサービス産業は第三次と云われておりましたが、現在は第一次と云う順位ではないでしょうか?それまでの社会構造とは大きく変わったようです。
その結果、仕事というものの存在価値が揺らぎ始めたのではないでしょうか?
それ迄は、人に出来ない苦労をして築き上げた地位と云ったものが、人々にやる気と希望を持たせていたものが、現在は、寝る間を惜しんで働いても借金だらけという現実があり、経済活動は環境破壊に直結しているという一面もあり、子供達が夢を持つのに不十分な現実しか存在していないという感があります。
今の子供達、そしてこれからの世代にどんな夢を語ればいいのでしょうか?
とても難しい現実が立ちはだかってはいないでしょうか?
次世代の子供達の為に、私たちには何が出来ると思いますか?。
失礼いたしました。