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(回答先: 【ROMの方へお願い】上記のK氏の投稿に賛同される方は、一行レスでOKですから、レスを付けていただけませんか? 投稿者 まさちゃん 日時 2007 年 1 月 08 日 14:23:17)
K氏の
『基本的には「イデオロギー」に根ざした運動は「イデオロギーの外から見れば、単なるワガママ・自分勝手」と思われるだろう。
そのような運動を繰り返すなら「自分の価値観を押し付ける行為」との嫌悪感を抱かせてしまい、結果的には「庶民から見捨てられる」のだろうと思う。
「内心の自由は憲法で保障されている」としても「その行動を見て、個人の抱く感情だって自由」なのである。
社会の中で暮らすのならば「社会が見る目」と言う部分を無視して「自分の自由だけを主張する」のは「ワガママ」という部分もあるのだろうと思う。』
という部分については、現実に対する認識としては「正しい」のではないかと感じます。
日の丸/君が代問題について、大抵「規律を守ることを学ばせるべき教師が云々・・」とか、「自由と自分勝手をはき違えている云々・・・・」といった意見が世間一般(保守に限らず)から沸き上がってきていると思いますが、反対派からはそれに対して十分に説得力のある反論というものがなされているとは思えません。
いや、正確に言えば阿修羅に書き込みをしている人々の認識としては十分に反論できていると考えているのかもしれませんが、一般的な考えとして認知されているとは言い難いのが現状ではないでしょうか。その原因はとりもなおさず上記引用部分が当てはまるものと考えます。
こういったことを書くと、「思想信条の自由に対する危機感の欠如」とかなんとか、要するに「事の重大性をちゃんと理解していない」と怒られそうですが、実際には、仮にあまり頭で考えていないような人であっても「自由 対 自分勝手」とか、「(半ば慣習的な)常識 対 (原理原則的な)正義」の間で無意識的なバランスをとっている結果なのではないかと感じます。
私は、いろいろと勉強になるから阿修羅をチェックしているだけで基本的にはやや保守寄りなのだと自己分析をしておりますが、世の中は「やや保守寄り」の人間が多いと思うのでご参考まで・・・。
余談になりますが、昨年英国のBBCが毎年開催しているプロムスという音楽祭に行く機会がありました。最終日にはエルガーの威風堂々を演奏するのが恒例です。エルガーは英国の作曲家で威風堂々と言う曲はまあ軍歌のような扱いなんですが、この曲が流れるとユニオンジャックだけではなく、世界中から来た観客が自国の国旗(日の丸もあり)を打ち振りながらニコニコと合唱する光景には感動しました。
国歌、国旗の話になると愛国心の是非が議論の対象となったりしますが、私の中では家族愛や隣人愛の延長線上に愛国心があり、愛国心の延長線上に世界平和を願う人類愛があるものだと信じています。