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(回答先: はいはい、ご苦労さん、結局は「第三者的視点」が持てない人なのですねぇ〜(苦笑) 投稿者 考察者K 日時 2007 年 1 月 08 日 07:46:22)
Kさん、どうも。
>「自分の価値観を他人に押し付ける限り」はやっている事が「小泉純一郎氏と同じ」です。
多様な価値観を認めよという価値観の押し付けだけは、させていただきます。
人間の尊厳を重視せよという価値観の押し付けも。
>左派は「自由を尊重する?」
>中国天安門事件を代表する一連の歴史は「社会・共産圏の人の方が自由がない」と言う事を物語ります。
天安門事件で弾圧をしたのは誰でしょうか?権力者でしょう?自分の組織を潰されたくない権力者がやったことでしょう?
恐らく、左派、右派、中道、いずれにかかわらず、国家権力の地位についた人たちは、自分たちの存在を脅かすようなこと(批判、デモ、ビラ、etc.)を封殺したいと思うのでしょう。
だからこそ、あらゆる価値観の尊重を権力者に認めさせるということが必要になってくるのだと思います。その結果、各国の憲法には思想の自由といったことが重要な権利として規定されているのでしょう。
また、天安門事件で弾圧を受けた人たちは「社会・共産圏の人」ですよね?
「左派」の彼らは民主化、自由を求めて行動を起こした結果、弾圧されたわけでしょう?
左派が自由を尊重して右派は自由を尊重しないのかと言えば、そうではないかもしれません。右派の人の意見をあまり聞いたことがないのでわかりません。「左派は自由を尊重する」といった主張をしたつもりはないですが、もしそういう誤解を与えたのであれば、撤回します。
>今の所、日本では「思想によって逮捕はされませんが、共産圏では、思想によって逮捕され、場合によっては処刑されてしまいます。」
日本でも思想によって逮捕されてるじゃないですか?戦争反対という「思想」を持った人が反戦ビラを投函して、逮捕されてますね。
他にもいろいろあるでしょう。
日の君強制反対という「思想」を持った人だって逮捕されてますね。
君が代不起立呼びかけ『罰金』のナゼ 妨害の印象ない (東京新聞)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo22/msg/654.html投稿者 彗星 日時 2006 年 6 月 01 日 11:00:28: HZN1pv7x5vK0M
鈴木邦男という右翼系の人だって何度も不当逮捕されているようです。
「公安警察の手口」http://www.amazon.co.jp/%E5%85%AC%E5%AE%89%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%8F%A3-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E9%82%A6%E7%94%B7/dp/4480061983
>これは「第三者的な価値観」を持つ事ができない事で起こる排除理論です。
そのお言葉、そのまま貴方に返させていただきます。
なにせ、
>社会と言う集団の中で暮らすならば「一定の社会貢献の義務がある」と言う部分が、「自由」という意見に押し込まれてしまっているのだろうと思う。
>Kは「確かに自由はあるだろうが、そこまでの自由を求めるなら、その社会集団から出るしかない」と思う。
などと、日の君強制に反対という価値観への理解という価値観を持つ事ができない貴方は排除理論を持ち出したのですからね。
天安門事件とか、反戦ビラ弾圧事件とか、日の君強制反対を訴えて威力業務妨害罪に問われた板橋高校の藤田勝久さんの事件などは、権力者(中国政府、日本政府、文科省、教育委員会、教育委員会に頭が上がらない校長ら)が自分たちの意見に反対する者を抹殺しようとして起こした事件です。
彼らは自分の意見に反対する者の価値観を認めることができず、不当逮捕といった手段で身体的にまでも拘束しようとしたわけです。命までも奪うケースもありますね。
>左派・右派に関係なく「社会と言うのは、他人との共同で作り上げていく共有空間」です。
>その中には「当然ながら、自分とは違う価値観も存在する」でしょう。
>その時に「相手の価値観を否定する事しかできない」から、少数意見は何処まで行っても少数意見で終わってしまうのです。
日の君への忠誠を誓うべきという価値観に反対する人は、ではどうすればいいのですか?
少数意見だから、イヤでも周りに合わせて行動するしかないということですか?
では少数者はいつなら自分の意見を主張してもいいのですか?
多数意見というか権力者側が作った「多数意見」の論理を押し付けられ、身体的にもその論理に沿った行動を強要されたその時に反対せずして、一体いつ反対するのですか?そこらへんで愚痴だけ言ってろとでもおっしゃるつもりですか?自分と同じ意見を持つ者だけで集まって慰め合って、愚痴だけ言ってればいいとでもおっしゃるつもりですか?そんなにして我慢してまで、権力者や「社会」の望む「秩序」に従うことが大事ですか?
秩序とか規律とか、強調しすぎる場の象徴として軍隊があると思います。
沖縄の米軍兵士は何をしましたか?
強姦事件を数多く起こしていますよね。
ナチスのアイヒマンは何をしたか?
秩序正しく、規律正しく、ユダヤ人を強制収容所送りにしていったわけです。
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中間管理職的な生真面目さからナチス・ドイツの大きな歯車の一部となりホロコーストを着実に実行する。「ユダヤ人問題の最終解決」と曖昧に表現されたヨーロッパ・ユダヤ人の絶滅計画における彼の役割は、各国からユダヤ人をヨーロッパ東部に散在する各種の強制収容所へ送り出すことであった。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%92%E3%83%9E%E3%83%B3)
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それに、少数者が「多数意見」に対し異論を申し立てることをやめたら、それこそその少数意見は少数意見に終わってしまいますよ。
その異議申し立てを何も卒業式の時にしなくてもいいだろうとおっしゃるのかもしれませんが、強制をしてくる場がたまたま卒業式であったり入学式であったりするわけでしょう。
強制反対者は、職員会議などで異議を申し立てています。
しかしそれを校長は聞き入れないわけです。
石原東京都などは、
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都教委:職員会議で挙手や採決禁止 校長の効率的運営狙い(毎日新聞)【石原都政の好みはロボット教師】
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/1184.html投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 14 日 09:16:32: KbIx4LOvH6Ccw
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ということまでしています。
元高校教師の「夜回り先生」、水谷修さんも、「民主主義を学ぶ場で、民主主義を捨ててどうする」と憤っています↓
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「民主主義を学ぶ場で…」識者懸念 職員会議の採決禁止 (asahi.com)
http://www.asyura2.com/0510/social2/msg/785.html投稿者 彗星 日時 2006 年 4 月 15 日 01:05:56: HZN1pv7x5vK0M
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また、異議を申し立てるのは何も教職員だけではありません、生徒が異議を申し立てているケースもあります。
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B小学校では、6年生の在日韓国人の子どもと日本人の子ども5名が、卒業式に「日の丸と君が代はやらないでほしい」と校長に申し入れた。
そして、卒業式前に担任が子どのたちを個別の呼び出し、圧力をかけた。
担任は一人一人に対して、
「式の時どうするの?」
「親には相談したの?」
「退場以外にも、友達として協力できることはほかにいっぱいあるでしょう?」
と恫喝を加えた。
このような圧迫をはねかえして、卒業式当日に10名ほどの子どもたちが起立せず、歌わなかった。
(http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/hinomarukimigayoryousinnoziyuu.htm)
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>「少数意見に価値が無い」と決まっているのではありません。
当たり前です。
>ガリレロの例に見るように「少数の人にしか見えていない、正解が見えている」という少数意見であるならば、少数意見であっても「それは、いずれ多数派になって行く」のでしょう。
自然科学の世界と思想の世界を一緒にしてもらいたくないですね。
そもそも思想に正誤などないでしょう。
ただ、思想によっては、他人の心身を蝕むこともあるというだけです。軍国主義がその最たるものでしょう。
>「勤務時間中」の自由に一定の制限がされるのは「社会を維持するには仕方がありません」
>「勤務時間」と言うのは「対価報酬を得るために、一定の契約に基づいている拘束された時間」です「この部分が無視されたら、契約も何も成り立ちません」
一定の制限として妥当な範囲を超えているでしょう。
日の丸・君が代に忠誠を誓うということがそもそも教師の「勤務」に値するかという問題もあるでしょう。
>ここを強弁で切り抜ける事しか出来ないから「処分される」のです。
強弁してきているのはどこの誰でしょうね?
文科省、教育委員会、校長、そして、「お上」、上司の言うことに唯々諾々として従っているだけの「多数派」ではないですか?
>社会と言うものを「否定する」のなら、社会から離れて自由を謳歌して下さい。世捨て人になれば良い。
またまた排除論ですか。
社会を否定などしていませんよ。
日の君強制への抵抗には、二つの意味があると私は考えています。
一つは、ここまで述べてきたように、思想・良心、内心の自由に反することを強制されることにより人間の尊厳を奪われることに反対、抵抗するという側面。
良心の自由、表現の自由を侵されるということは、憲法に定められている云々以前の問題です。憲法が改悪されてでも良心の自由、そしてそれの担保のために必要不可欠な自由である表現の自由は守らなければならないと私は考えています。法と良心、どっちに従うかと問われれば、良心に従うほかないと思います。良心を捨てて悪法に従うようになったら、人間として堕ちていくことになると思うからです。
ソローは、「人を不当に刑務所に入れる政府のもとでは、正しい人間にふさわしい居場所もまた刑務所です」
「良心が傷つけられるとき、ある種の血が流れるのではないでしょうか。この傷口から真の人間性と永遠性が湧き出で、永遠の死に至るまで血は流れつづけます。」
と書いています(『一市民の反抗〜良心の声に従う自由と権利〜』)。
私だって刑務所に入りたくはありませんし心配性の母のことなどを思うと刑務所に入ることはやはり避けたいとは思いますが、ソローの言っていることはそのとおりだと思います。
日の君強制への抵抗の持つもう一つの意味は、日の丸・君が代への忠誠を、国民全員が誓わせられるということ自体が持つ問題点を訴えるということです。
その問題点とは、国家主義的、全体主義的な方向へ日本を向かわせるということ、
そして、
日の丸・君が代のもとへの国民の意識の統合(一種の偶像崇拝)により戦争において兵士として動員しやすい国民をつくることになるという問題です。
これは明らかに「社会と言うものを『否定する』」考えどころか、社会のためを思っての行動です。これこそが社会貢献でしょう。権力者の言うことにただ従順に従うことが社会貢献ではありません。それは単なるお追従、「奉仕」です。
奉仕といえば、安倍は教育改革で奉仕を義務付けたいらしいですが↓
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やはり戦争準備か:戦前の学徒勤労動員と酷似する安倍の「奉仕義務化」という教育改革↓
ボランティア義務化 おかしくないか 安倍政権『教育再生』のカギ (東京新聞)
http://www.asyura2.com/0610/senkyo27/msg/246.html投稿者 彗星 日時 2006 年 10 月 05 日 08:49:12: HZN1pv7x5vK0M
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ただ、日の君抵抗運動は、どちらかというと強制への反対ということに重きが置かれていますし、私の認識不足かもしれませんが、強制に反対することの持つ意味ということがあまり議論されていないようです。マスコミでも、また、抵抗者ら自身の間でも。
強制に反対するということ自体はイデオロギーと無縁の要素を多分に含んでおり、多数意見にしていくことが可能だと思います。
しかし、強制に反対することの持つ意味、なぜ強制はいけないのかという辺りになると、あまり議論されていないような気がします。
強制がなぜいけないかといえば、それは強制に反対する意見を持つ者に選択の余地を与えないからです。異なる意見を持つ者の価値観を抹殺しようとする行為だからいけないのです。
しかしそこがあまり言われない。
また、強制を許すことで、少数者の価値観の抹殺がさらにはびこり、全体主義国家、つまり個々人の個性が尊重されない国家になる恐れがあります。まさに、今の「多数派」の人も今後被害を被る問題であるわけです。
しかしながら、この点を訴えることにおいても残念ながら成功していないのでしょう。
このように重要な点がクローズアップされることないままに抵抗と弾圧が繰り返されているために、強制に反対しているのは単なる「ワガママ」だ、反社会的だなんていう意見が出てくるのでしょう。
ひょっとすると抵抗運動をしている人たちは、「強制反対」以上のことを言うと、イデオロギー問題と誤解されるのではないかと恐れているのかもしれません。
だから必要以上のことを言わないのかもしれません。
しかしそれが逆に抵抗運動の成功を妨げているのかもしれませんね。
>社会を「自分の価値観を基準に変えようとするなら、これが独裁者の考え方であり、排除論者の考え方」でしょう。
>特徴としては「自分と違う価値感の人に、不当なレッテルを貼る」とか「自分の考えを絶対に正しいとの強弁を繰り返す。しかし、視点は固定化している。」と言うような症状になります。
多様な価値観を認めることは、個人の尊厳の尊重そのものを意味すると思います。
多様な価値観を認めるという価値観を社会に広めることが独裁者であるということであるのならば、怖くて何にもできませんね。
視点の固定化現象は貴方も同じだと思いますよ。
>「個人の自由」と「社会の中での義務」のバランス感覚はかなり重要です。
>「個人の自由」に振りすぎれば「社会は崩壊する」でしょう。
思想の自由は、他人の身体を傷つけない限り最大限に保障されるべきだと思いますよ。
一方、WTOの自由化や規制緩和により「企業の自由」を過度に認めると、社会は崩壊しますね。南北問題、格差問題など。
>「社会の中での義務」に振りすぎれば「個人の権利は剥奪されてしまいます。」
そのとおり。
>女性の無制限な権利主張を抑えなかった事が「少子高齢化」「離婚の増加(=家庭崩壊)」に一定の影響を与えている事は確かだろうと思います。
少子高齢化は、女性に働く権利を認めつつも、子育て環境を整備しなかったことにあるのではないですか?男性側に、子育ては女性がするものとの意識が抜けきらなかったことも、子育てを難しくし、離婚の原因にもなっているでしょう。
また、働く権利を認めたとは言え、今でも、一般職、総合職という差別が残っています(名称を変えていても実態は同じ)。
離婚は男性の側にも原因があるでしょう。
また、女性の中にも未だに「玉の輿」みたいな意識でもって結婚を考えている人がいるのも事実です。
それと、少子高齢化は、子育てを安心してできない経済・社会環境にしてしまった政府に大きな責任があると思いますよ。
「女性の無制限な権利主張」ってどんなんですか?
あまり女性問題には関心をもってこなかったものでよく知らないのですが。
>同和問題・在日朝鮮人差別問題は今や「逆の意味での利権問題」となっているとも言われています。(ここは、マスコミ誘導かもしれませんし、あまり研究していませんので断言・断定はできません)
私もよく知らないのでノーコメントにしておきます。
>個人の価値感の押し合いでは平行線でしょう。
>社会を維持するためには「妥協点を見つける必要があります。」
>それなのに「あなたが、この地点に来なさい」と言い続け「その論証義務は果たさず、私は、これが正しいと思う」との強弁のみ
論証しているつもりですがね。
>「歌を歌わなければ戦争への道が阻止できる?」
>「本当の意味で戦争が必要になったら、歌を歌わないような反日思想は統制を乱すので牢獄に入れられるでしょう。」
歌を歌わないのは反日思想ですか。暴論ですね。
統制の名のもと牢獄行きですか。
やはり「公の秩序」の名のもと自由と権利を制限しようとする自民党の新憲法草案の考えと同じかそれ以上の考え方をお持ちのようですね。