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「金の亡者」とは、金を使う目的があって金を貯めるのではなく、金を貯める事を目的として金を増やしている無限地獄の餓鬼道に堕ちた者である。(Kの定義による)
良く良く考えてもらいたい
「時価数億円の豪邸に住んでいる」のと「時価数億円の金融資産を持っている」のでは、大違いである。
人間が生活する上では一定のコストが発生する。
誰でも、生活に困らない程度のお金は欲しいのは当たり前である。
しかし、自分の人生、更には子供の代になっても「使い切れない銭を貯め込む」のは一種の犯罪だろうと思う。
自然界の猛獣も、必要以上の獲物を殺さないそうである。「乱獲して事によって、自然界のバランスが崩れるのは困る」と本能が知っているという説もあるが、ともかく、必要ならば生きる手段として狩りを行うが、必要以上の狩りは行わないのだそうである。
人間だけが「必要のない狩りを行う」のだそうである。それは、自然の法則に逆らい、自然のバランスを崩す愚行なのだろう。無限地獄の餓鬼道に陥っていると言うことである。
話を戻すが、豪邸には固定資産税が発生する。減価償却と言う考え方を取り入れれば「時と共に資産価値は下がっていく」だろう。耐用年数を越えれば「解体費用が発生する」のでマイナスにすらなる。
一方、金融資産は基本的には増えるのである。
一応だが、国債という金融債券は「国家保障」がある。国家破産でもしない限りはリスクはゼロに等しいと言えるだろう。
これは、同じ金持ちでも「豪邸に住む金持ち」と「金の亡者」では「金の亡者の方が優遇されている」と言うことである。それも、国の政策によってである。
使う金持ちと言うのは「市場を活性化させている」と言う部分もあるし「消費税も、使う金額に応じて一定の負担をしている」のだが「金の亡者」は「市場活性化」にも「消費税」にも、ほとんど貢献はしない。
それでいて、乱獲する密猟者のように社会の金融バランスを崩しているのである。
こいつら、一種の癌細胞といえるだろう。
こいつらから「餓鬼と言う憑き物を落とす事が、財政再建に有効」だろうとKは考える。