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インサイダー(1999)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD31876/story.html
CBSの人気報道番組『60ミニッツ』のプロデューサー、ローウェル・バーグマン(アル・パチーノ)はタバコ産業の極秘資料を入手。彼は全米第3位の企業ブラウン&ウィリアム(B&W)社の元研究開発部門副社長ジェフリー・ワイガンド(ラッセル・クロウ)と接触。彼はB&W社が利潤追求のためタバコに不正な手段で人体に有害な物質を加えているという秘密を握っていたが、病気の娘の医療手当をはじめ家族の生活を守るため、B&W社の終身守秘契約に同意していた。彼がマスコミと接触したことを知った社は、陰日向に彼とその家族に圧力と脅迫を加える。信念と生活への不安の板挟みでワイガンドは苦悩するが、ついに『60ミニッツ』のインタヴューに応じ、法廷で宣誓証言することを決意。番組の看板ジャーナリスト、マイク・ウォレス(クリストファー・プラマー)のインタヴュー収録も終わったが、ここで問題が発生。CBS上層部はタバコ産業との訴訟沙汰を恐れ、番組ではワイガンドのインタヴューをカットして放映する決定を下したのだ。さらにタバコ産業はワイガンドの旧悪を暴露するアンチキャンペーンを展開。バーグマンも『60ミニッツ』を降板させられた。だが、彼は事件の真実を『ウォールストリート・ジャーナル』にリーク、全てを表ざたにして、ついに番組の放映を実現させるのだった。
(コメント)
このドキュメンタリー映画の中でCBSの看板番組60ミニッツもCBSの取り締まり役たちの商業目的が邪魔をして「内部告発者の証言が真実だから放送できない」という場面がある。とても印象的である。
アメリカのすごいところは、こういうテレビ局の隠蔽したい不祥事を映画にしてしまうところである。商業マスコミの裏側を描いたドキュメンタリー映画としては評価できる。
911後のアメリカ映画は物足りなさを感じる。
もうすぐJFKのような911自作自演を連想させる映画が出てくるかもしれないがまだ先になりそうだ。
このドキュメンタリー映画は正月家で観るにはちょうどよい映画である。
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