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http://www.photocrib.net/is.php?i=2541&img=MOLTENSTEEL.jpg
(写真は、WTC第1ビル跡の地下から取り出された灼熱した金属)
この投稿は下記に続くものです。(この投稿の最後に、今までのシリーズの記述で誤りがあった点についてご報告します。)
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http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/207.html
WTC爆破解体レビュー(1):吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/264.html
WTC爆破解体レビュー(2)爆破によって転倒し始めた第2ビル上層階
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/322.html
WTC爆破解体レビュー(3)爆破で中空に消え去ったWTC第2ビル上層階
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/413.html
WTC爆破解体レビュー(4)爆風の噴出(squibs)とNISTの虚説「空気ポンプ」
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/444.html
WTC爆破解体レビュー(5)断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/514.html
WTC爆破解体レビュー(6)『微粒子の雲』を作った巨大エネルギー
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WTC爆破解体レビュー(7)解体の鍵を握るWTC地下基礎部分の全面破壊
▲読者諸氏には、この投稿で使用する資料のUrlをコピーしてワープロなどに貼り付け、阿修羅画面とは独立して開きながらご参照いただくことをお勧めしたい。
●●最も頑丈な部分を真っ先に破壊せよ●●
もし誰かがある堅固な構造物を破壊したいと思うときに、まずどこから壊し始めるのだろうか?
時間をかけてゆっくりと、そしてできる限り安全に取り壊すのであれば、おそらく最も弱い部分から手をつけることになるだろう。しかし極めて短時間に全面的に跡形も無く破壊したいと思うなら、最初にどこを狙うだろうか?
最も頑丈な部分は、その頑丈さで構造物全体の形を支える必要があるからこそ頑丈に作られているのだ。ならば、短時間の全面崩壊を望む者は必ずその最も頑丈な部分を最初に破壊することだろう。そうすれば全体の形を維持する力は失われ、跡形も残さない破壊を達成することができる。これが自然の道理である。
先日の拙稿『WTC爆破解体レビュー(5)断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群』でも申し上げたことだが、WTCタワーのコア鉄柱群、特に地下の基礎部分から建ち上がっていた構造は、周辺のフロアー部分が倒壊したショック程度で、ことごとく跡形も残さず破壊されるほどヤワなものではなかった。
WTCタワーの中で、その全重量を支えるこの地下基礎部分が最も頑強であり、ビルの重量の数倍ほどにあたる力に耐える構造になっていたはずである。だからこそ30年近くにわたってニューヨークの冬を襲う激しい嵐にも耐えて立ち続けたのである。WTC破壊をもくろむ者が最初に手をつけたい箇所はどこか? もはや言うまでもあるまい。
●●破れていた「バスタブ」●●
最初に次のビデオをご覧いただきたい。特に最初の1分間ほどである。
【ビデオ1:9/11 Truth: WTC Controlled Demolition [NOT al-Qaeda]:10分15秒】
http://www.youtube.com/watch?v=ItWsP1o2Tmg
WTCビル群の地下には、地面を20m以上も掘り下げ周囲をSlurry Wallと呼ばれる厚いコンクリートの壁で囲った「バスタブ」つまり風呂桶という構造が作られていた。その様子は次の画像で確認できる。
【図解1:「バスタブ」の見取り図】
http://www.thewebfairy.com/killtown/images/wtc6/map-foundation.jpg
【図解2:「バスタブ」とWTC各ビルの位置関係】
http://www.thewebfairy.com/killtown/images/wtc6/map.jpg
次の図解はバスタブの壁であるSlurry Wallの断面を示すものである。壁の厚さはおよそ90cm、鉄筋コンクリート製である。
【図解3:Slurry Wallの構造】
http://www.civil.columbia.edu/%7Eling/wtc/ce4a.jpg
上の2枚の写真で、赤い線(点線)で描かれているものはPATH鉄道の地下線路で、「バスタブ」の内部を一周してニューヨークとニュージャージーをつないでいる。先ほどのビデオで「壁が18インチ(約46cm)ほど内側にずれていた」と言われる箇所は、写真2で見られる南東側と南西側の壁の一部、ちょうど第2ビル(南タワー)の地下基礎部分のすぐそばである。
もちろん3mもある原子炉の壁ほどではないが、厚さ90cmの鉄筋コンクリートといえば相当なものだ。それが2箇所も破れて内側に入り込んでしまった。よほど大きな衝撃が加えられたのだろう。
しかしこの壁は第2ビルとは20m程度は離れていたようだ。またそこには鉄道の線路があり地下鉄と同じ作りのトンネルが作られていたはずである。当然だが、第2ビルの上からの崩壊だけで、地下の構造を破壊し尽くしたうえでこれらの壁にまで届くような激しいインパクトが作られたとは到底考えられない。
●●「風呂桶の底」から建ち上がるWTCタワー●●
この「バスタブ」の下には7〜9億年前(古生代)にできた雲母片岩による堅固な基礎岩盤があり、当然だがWTCタワーはその岩盤の上に基礎を置かれた。次の二つの図解は岩盤の上に置かれるWTCのコアと外周の鉄柱の計画図である。(実際に使われたボックスコラムはこの計画図のものとは異なる。)
【図解4:鉄柱を支える基礎部分】
http://guardian.150m.com/wtc/grillage.gif
【図解5:コアと外周の鉄柱はこのように据えられた】
http://guardian.150m.com/wtc/base.gif
上の二つの図解で、それぞれの番号は次のものを示す。
32 岩盤 33 コンクリートの土台 34 格子状の鉄骨 36 外周の柱 37 コアの柱
こうしてこの「風呂桶の底」から両タワーの建設が始まった。その様子を順を追って見ていくことにしよう。
【写真1:20m以上地下を掘り下げて「バスタブ」を作っている】
http://images.nycsubway.org/i21000/img_21820.jpg
【写真2:「バスタブ」の底からWTCタワーの建設が始まる】
http://www.positiontoknow.com/S-11/img/hudsonterminalunderconstruction765.jpg
【写真3:同上】
http://images.nycsubway.org/i21000/img_21822.jpg
【写真4:その基礎の上に、すでに地上10階分ほどのコアが組み立てられている】
http://img399.imageshack.us/img399/1381/wtccore03smk6.jpg
WTC総重量の60%を支えたコアに関しては、先日の拙稿『WTC爆破解体レビュー(5)断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群』をご参照願いたい。
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/444.html
またこの基礎部分の構造に関しては次のサイトに詳しく説明されている。
【参考資料1:The Bathtub The Deep Basement Containing the Twin Towers' Foundations (911 Research)】
http://911research.wtc7.net/wtc/arch/foundation.html
WTCタワーの全面崩壊を目論んだ者はその「最も頑丈な部分」であるこのコアの基礎部分を最初に破壊したであろう。しかし以上に見てきたように何せ巨大な構造である。これを一発の作業で破壊することは容易ではあるまい。47本もある支柱を何段階かに分けて、しかもビル全体が横に倒れ落ちることなく破壊していく作業が必要であったと思われる。実際に、2001年9月11日には飛行機激突の衝撃に紛れて、そのような破壊工作の最初の手段が実行されたようだ。
●●地震計記録で明らかにされた飛行機激突直前の基礎部分爆破●●
次に挙げる資料は、Craig T. Furlong とGordon Rossという二人の研究者によって作られたものである。
【参考資料2:Seismic Proof – 9/11 Was An Inside Job (Updated Version II)
by Craig T. Furlong & Gordon Ross (Members, Scholars for 9/11 Truth)】
http://www.scholarsfor911truth.org/Seismic_Proof___9.11_Was_An_Inside_Job.doc
(もし上のUrlで接続できない場合には、次から入って、同名の論文を開いていただきたい。 http://www.journalof911studies.com/ )
Furlong とRossは、米国政府の911調査特別委員会が発表した二つのWTCタワーのそれぞれに飛行機が激突した時刻と、地震計記録から推定される時刻との間に、十数秒の奇妙なギャップがあることについて、詳しく分析している。このギャップは重大な事実を指し示す。地震計の記録した振動は飛行機激突の以前に起こったそれとは別の原因によるものだった、ということである。
詳しいデータと論証はここでは書かないので、上の論文に目を通していただきたいのだが(ただし英文であり英語の苦手な方には申し訳ない)、結論的な事柄をまとめてご紹介しよう。
911調査委員会によると第1ビル(北タワー)に「AA11便」が激突したのが午前8時46分40秒である。しかし地震計の記録によると最初のショックが記録されたのは8時46分26秒(地震波の速度による修正済み)であった。つまり公式の発表よりも14秒早いタイミングで大地に大きな衝撃が与えられたことになる。
さらに委員会の結論では第2ビル(南タワー)に「UA175便」が激突したのが午前9時03分11秒、しかし地震計に記録されるショックは時02分54秒。こちらではそのギャップは17秒である。
【図解6:地震計記録のグラフ;赤い線で書かれているのが地震波の詳しい状態】
http://www.ditrianum.org/Graphics/911_seismic_records.jpg
(コロンビア大学作成の元資料:Seismic Waves Generated by Aircraft Impacts and Building Collapses at World Trade Center, New York City:pdfファイル)
http://www.ldeo.columbia.edu/LCSN/Eq/20010911_WTC/WTC_LDEO_KIM.pdf
正確な飛行機激突の時刻に関して、NISTは2004年にテレビ放送を元にした推定から、第1ビルへの激突時刻を8時46分30秒、第2ビルのそれを9時2分59秒と発表した。しかしこの時刻は、上の論文の論証によると、確たる根拠を持たない「捏造」でしかなかった。
またFAA(the Federal Aviation Administration)がレーダー記録から2001年に推定した時刻は、第1ビルが8時46分30秒、第2ビルは9時3分14秒だったが、これは911委員会によって否定された。
さらにNSTB(the National Transportation Safety Board)によると第1ビルは8時46分40秒、第2ビルが9時2分40秒とされる。またFEMAは最初から地震計記録の時刻を飛行機激突の時刻としている。
しかし911委員会は2004年に、第1ビルが8時46分40秒、第2ビルが9時3分11秒という時刻を正式に決定した。
それぞれが時刻を推定した経過は上の論文を読んでいただきたいのだが、もしこの911委員会の発表が正確であるのなら、逆にこれは、もう日本でもすっかり有名になったウイリアム・ロドリゲスなど、36名による飛行機激突直前の地下爆発の証言が正しかったこと、および、WTC第2ビルのロビーで起きた飛行機激突直前の不可思議な破壊の原因が地下での爆破であったことが、明らかにされることになる。
【ビデオ2:「175便」激突直前に起こったWTC2ロビーの損傷】
http://st12.startlogic.com/~xenonpup/underground/lobby.mpg
WTCタワー地下にあった基礎部分を、ビルの転倒を避けながら「安全に」破壊するために、「1発の巨大な衝撃」を与えるような手段を採る馬鹿はいない。各タワーの倒壊直前にも地下での爆発が数回に分けて起こったようであるが、その一連の破壊の最初が飛行機激突の直前に行われた可能性は非常に高い。
しかしどうして飛行機激突の『前』だったのか? 後から起こす爆破解体をより効果的に進めるために飛行機激突のショックをできる限り有効に利用するためだったのだろうか? この点は今の私には分からない。
また奇妙なことに911委員会は、ロドリゲスらの証言とこの証拠ビデオをことごとく無視しているにもかかわらず、上記のように飛行機激突の十数秒以前に起こった衝撃を認める結論を出しているのだ。本気で真相隠しをするつもりならFEMAのように地震計記録を「飛行機激突の時刻」とできたはずである。しかし委員の中に良心のかけらでも持っている連中がいたとは思えない。
深読みのしすぎかもしれないが、米国支配層の一部に、この事件の真相を意図的に暴露して(FurlongやRossのような研究者が気付いて追及できるように)、「ブッシュ以後」を準備しようとする思惑でもあったのだろうか?
いずれにせよ、ロドリゲスたちの爆破証言やロビーの破壊の原因が地下の爆破であったことが証明されるならば、これは極めて重大な意味を持つことになるだろう。次に述べるように、すでに地下の基礎部分で意図的な破壊工作の跡が見つかっているのである。
●●3つのビルの地下で発見された「熔けた鉄」●●
余りにも有名になり今さら私が申し上げるほどでもあるまい。これがほとんど決定的な地下爆破の証明となるものである。
倒壊後のWTC跡地に、異常に温度の高い部分、ホット・スポットが作られていたことは大勢の研究者と研究機関によって確認されている。それには第7ビルの跡地も含まれている。
【写真5:WTC崩壊跡地の熱分布を示すCG映像】
http://pubs.usgs.gov/of/2001/ofr-01-0429/hotspot.key.tgif.gif
【参考資料3:上の映像の説明(英語);それぞれの温度が書かれている】
http://www.whatreallyhappened.com/wtc_hotspots.html
これは2001年9月16日に衛星によって観測されたものだが、あくまでも地表の温度分布を示すものである。その後、水をかけながらの撤去作業が進むに連れて地表の温度は下がっていったのだが、しかしその地下深く、「バスタブ」の奥にあるWTCのコア基礎部分(メチャメチャに破壊されていた!)では数週間以上にわたって異常な高温が維持されていたのである。
しかしこの件に関してはスティーヴン・ジョーンズ博士に直接お聞きになった方が良い。
次のサイトには物理・化学の専門的な用語が使用されてはいるが、写真が豊富に使用され随所にビデオ紹介も為されている。解りやすい言葉だけを拾ってつなげてみても、WTC地下で何が起こったのか十分にご理解いただけるはずだ。(この日本語訳資料を作成し公開しておられる方に深く感謝を捧げたい。)
【参考資料4:ジョーンズ論文「本当はなぜWTCビルが崩壊したのか」日本語訳】
http://www17.plala.or.jp/d_spectator/
さらに、英語が分かる方には次のスライドをご覧になることをお勧めする。
【参考資料5:ジョーンズによるパワーポイントWTC解体説明】
http://worldtradecentertruth.com/volume/200609/DrJonesTalksatISUPhysicsDepartment.pdf
WTCの地下には鉄と思われる『溶けた金属』が何週間も存在し続けた。そしてその周辺は手がつけられないほど激しく壊されていた。地下の基礎部分が人為的に破壊されたことは誰の目にも明々白々であろう。
ここで、NISTによる余りにも馬鹿馬鹿しい「逃げ口上」をお見せしよう。拙稿からの引用である。
【参考資料6:911:《もう笑うしかない!》米国政府お抱えエセ科学者集団NISTの「怪答」】
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/1011.html
これは今年の8月に米国国家お抱え研究機関NIST(National Institute of Standards and Technology:米国標準技術研究所)が公表した、9・11WTC崩壊について『FAQ(よく出る質問)に対する回答』なる文章に関するものだが、この中から、「溶解した金属」がWTC第2ビルの壁面を滴り落ちていた点と、地下で発見された熔解した金属に関する部分を引用する。なおそれぞれの(質問)と(回答)は簡約である。
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【前略、引用開始】
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(質問11)第2ビルの側面から熔けた金属が流れ落ちる写真があり、白熱しているにも関わらずNISTはそれをアルミニウムだと主張しているが?
(回答)9時52分に第2ビル80階の窓から輝く液体が流れていることは確認している。それは第2ビルや第1ビルの他の箇所では観察されなかった。その多くは飛行機とオフィスの家具からきたものである。アルミニウムの合金は450℃〜640℃で熔解するものであり、1000℃に比べると相当に低い。確かに熔けたアルミニウムは銀色に見えることが予想されるが、熔けたアルミニウムに、熱せられ部分的に燃えている固体の有機物質(例えば家具、カーペット、ついたて、コンピューター)が混ざっていたために(the molten metal was very likely mixed with large amounts of hot, partially burned, solid organic materials (e.g., furniture, carpets, partitions and computers))あのオレンジ色の光が見えた可能性が高い。
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【コメント】ここまでくればご立派である。エイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」に、蛆のわいた肉を見た軍医が「これは蛆ではない」と叫ぶシーンがあったが、権力になびくしか能の無い知識人の姿は古今東西、不変のものと見える。この「第2ビルから熔けて流れる金属」については次のビデオと写真を参照していただきたい。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2991254740145858863&q=cameraplanet+9%2F11
http://www.explosive911analysis.com/revamp.jpg
どれほど目を凝らして見たらカーペットとか家具とかコンピューターの姿が見えるだろうか? 何百年も前に人間の精子の中に小人の姿を見た人たちがいたが、NISTの連中もそのレベルか。このジャンク・サイエンチストたちの手にかかるともう「何でもアリ」のようだ。16世紀の錬金術師の方がよっぽど真面目だろう。
【中略】
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(質問13)WTCタワーの倒壊跡にあった熔けた鋼鉄をNISTはなぜ調べない?
(回答)NISTは、崩壊の以前にジェット燃料が起こしたタワーの火事の中で鋼鉄が熔けたことをサポートする何の現象も発見していない(found no evidence that would support the melting of steel in a jet-fuel ignited fire in the towers prior to collapse)。ある種の状況の下ではビルが倒壊した後に瓦礫の中で鋼鉄が熔けたようなことは(for some of the steel in the wreckage to have melted after the buildings collapsed)考えられるだろう。残骸の中で熔けた鋼鉄があったとしたら、短い爆破の時間でよりも、瓦礫の山の中で可燃物に長時間さらされた結果である高温のせい(due to the high temperature resulting from long exposure to combustion within the pile)である可能性が高い。
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【コメント】ジェット燃料など炭素を主体とした通常の可燃物が1000度を大きく超える温度を作らないことは百も承知の上で、今のように述べているのである。このエセ科学者(junk scientists)集団のトンデモ理論によると、低い温度でも長い時間さらされると高い温度が得られるらしい。熱力学の第1法則などクソ食らえ!というわけだ。この理屈でいくと、沸騰する湯に極めて長時間浸った鋼鉄は熔解し、長風呂すると体温が100度まで上昇して体中の血が沸騰する、ってことになる?!
【後略、引用終り】
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これ以上何を言う必要もあるまい。NISTと言えば、その所長シヤム・サンダー(Shyam Sunder)は建築家カール・ガリオト(Carl Galioto)と共に、建築会社スキッドモア・オウイング・アンド・メリル(Skidmore, Owings and Merrill)で、7億ドルの予算をかけてWTC7の代替ビル建設に情熱を傾けている。スポンサーはもちろんラリー・シルバーシュタイン。欲に目が眩んだ人間は「タコ踊り」でも「裸踊り」でも何でも披露する。
もし上記のNISTの言うことが正しいと思う人がいるなら、ぜひとも以下のことを実行していただきたい。
★『熔けたアルミニウムに、熱せられ部分的に燃えている固体の有機物質が混ざっていたためにあのオレンジ色の光が見えた可能性が高い』と実験で証明すること。
★新しい空気がほとんど届かない『瓦礫の山の中で可燃物に長時間さらされた結果』鋼鉄を熔かす高熱が得られると実験で証明すること。
●●動かしがたいWTC地下構造の全面破壊:その実行犯は?●●
ところで、最初にご紹介した【ビデオ1】は次のビデオの一部分だ。これは「911 mysteries」のさらに一部なのだが、ここにWTC地下の基礎部分の破壊工作に関する多くの情報が集められている。
【ビデオ3:witness to explosions/basement collapse (911 mysteries pt2) :30分34秒】
http://www.youtube.com/watch?v=os0XgemdMxM&mode=related&search=
このビデオの内容をまとめてご紹介しよう。
★飛行機激突直前に起きたWTC地下での爆破の証言と記録、★ビル崩壊開始前にWTCビルの基礎部分から立ち上る白煙と爆破の証言、★ビル崩壊開始前にビデオカメラにキャッチされた空気振動(爆発音)、★爆風(squib)とショック・ウエイヴや微粒子の巨大な『雲』、★WTC地下「バスタブ」の変形、★地下の溶解した金属とスティーヴン・ジョーンズの研究の紹介、★ビル爆破解体の専門家の作業と「基礎部分破壊」の証言、★WTC倒壊跡で発見された「シャイプ・チャージ」の証拠、★WTC基礎部分の全面崩壊、
破壊直前の爆破によるとみられる空気振動、
★前の日から「たまたま偶然に」行われていたFEMAによる訓練、★元市長ジュリアーニと地権者シルバーシュタインによる「崩壊予告」、★シルバーシュタインが事件直前に地権者となり2倍の保険金(70億ドル)を手にしたこと、★「再建」に意欲を燃やす様子、
★第7ビルのテナントとなっていた摩訶不思議な面々、★第7ビルの原因不明の崩壊、★崩壊6時間前にビルを引き上げる際に崩壊を「予告」する消防士たち、★崩壊スピードの異常な速さ、★これを「ビル中央部から倒壊させる古典的な制御爆破解体」と語るアレックス・ジョーンズ、★メディアも専門家も第7ビル倒壊に混乱する様子。
この中でビル爆破解体専門家の言葉が次のように紹介されている。
“We blow the basement – all the columns in the basement. Then we clack it up at the top to get it started. We go every other floor … and the way down”
『我々は基礎部分を爆破する。基礎部分にある全ての柱だ。それから我々は解体を始めるために頂上からビルを壊す。我々は他の全ての階を壊す・・・それを下げていくのだ。』
そして、先ほどの「ジョーンズ論文」にも次のように書かれる。
『爆破解体専門家で Controlled Demolition社社長の Mark Loizeauxは、徹底的な調査をする場合に、問う〈疑う?〉〈question〉べき人物の一人であろう。彼はインタビューで、WTCビルの倒壊させる方法について述べた: もし私がWTCビルを崩落させるなら、ビルの重量が崩壊の助けになるように、基礎部分〈basement〉に爆薬を仕掛ける。” (Bollyn, 2002; 強調を追加)』
専門家マーク・ロイゾーはまさしく「自明の理」を語っている。ビルで最も頑丈に作られビルの全重量を支える地下の基礎部分にある『全ての柱』を破壊したらどうなるか。極めて短時間で跡形も残さずビルを「消す」手段はこれ以外にはありえない。WTCタワーには47本のコア支柱があった。それがサーメイト(スーパーサーマイト?)のようなカッターチャージで次々と切断させられ、最終的に強力な爆発力を持つ爆薬で基礎部分全体が破壊されたのであろう。
「バスタブの壁」を傷つけた原因、および下層階部分のコア支柱群があのような不思議な崩れ落ち方をした原因は、地下構造の全面破壊以外にはありえない。拙稿『WTC爆破解体レビュー(5)断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群』でご紹介したが、第2ビルのコアの名残がやや傾き加減に立っていたのをご記憶だろうか。第1ビルのコアの片隅がゆっくりと真っ直ぐ下に落ちていったシーンを思い出していただけるであろうか。これこそ、その以前に地下部分が破壊されていた動かぬ証拠なのだ。
これほど大規模で精密な作業をアフガニスタンの荒野にいたあの髭男とアラブの兄ちゃんたちが実行することは不可能である。必然的に真の実行犯とその背後にいる者達が絞られる。当然だがそれには、ビルの警備を受け持っていたブッシュ・ファミリー、ビルの事実上の所有者ラリー・シルバーシュタインとその「前任者」のロックフェラー家、各飛行場の警備会社を運営していた米国人とイスラエル人、WTCの鉄材を手早く「片付けて」証拠隠しを実行したジュリアーニとNY市当局者、等々が含まれる。
(参照:阿修羅投稿)
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/926.html
911、WTC解体『施工業者』:言わずと知れたブッシュ・ファミリー!!
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/973.html
「最初のドミノ」は倒れた!:911『WTC解体工事の注文主』は誰だ?
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/469.html
911真相究明国際会議で質問し損ねた「実行犯」関連情報
http://www.asyura2.com/0610/war85/msg/480.html
現イスラエル首相エフッド・オルメルトも9・11にリンクの情報
●●補足:「地下の小型水爆」説に理無し●●
以前から一部で叫ばれている「小型水爆による爆破」説だが、少なくとも「地下に仕掛けた水爆でWTCビルを崩壊させた」という説は、今までの『WTC爆破解体レビュー』シリーズによって、完全に退けられるだろう。(『重力による垂直崩壊』説が第一に消え去るのだが、それに続く「退場」となる。)
★両タワーの建材が上の方から順々に水平方向に吹き飛ばされた様子を説明できない。
★第2ビル上層階が下の階から外れることなく回転しながら消えていった様子を説明できない。
★両タワーのコアの鉄柱群に数千度もの熱を受けた跡が何も無いことと矛盾する。特に他の部分に遅れてゆっくりと崩れ落ちた下層階部分に注目せよ。
★第2ビル崩壊の以前に崩壊開始箇所の上部分から溶解し灼熱した金属が滴り落ちていた事実と矛盾する。
★コア部分のエレベーター・シャフトを閉ざす2箇所のメカニカル・フロアーと無関係に爆破のエネルギーが上層階まで昇って行った理由が説明不可能である。
★基礎部分が段階を追って破壊されていったこととの整合性が無い。
あの「フィンランドの軍事専門家」のサイトは、第1ビル崩壊後に空中にたたずむ煙と塵埃の「柱」を核兵器のきのこ雲と同一視する(少なくとも見た者にそうイメージ付けようとする)重大な誤謬を訂正しようとしない。
実際のWTCビル(第1、第2、第7)の崩壊のプロセスとそのときに起こった多くの事実で、一部にでも「他の説」では説明不可能な現象があり、「その説」でなら全てが説明できる、という説だけが、真実を語る「論」として残るのだ。
仮説を出すのは良いのだが、事実と付き合わせた検証抜きの「信念」だけでそれを「真実である」と言い張るならば、それは、もはや真相とは無関係な単なる「お騒がせ」にすぎない。それは、あの珍妙な『重力による垂直崩壊』説に続く、偽科学(ジャンク・サイエンス)でしかあるまい。
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次回までにはまた少し間が開くかもしれません。次回はこのシリーズの最終回として、第7ビルの崩壊について、および、その他の現象について触れた後、WTCに激突した飛行機と、それに関連してペンタゴンに突っ込んだ飛行機について触れてみたいと思っています。
【訂正とお詫び】
以下の投稿の中で、
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/207.html
WTC爆破解体レビュー(1):吹き飛ばされた巨大な「壁」【倒壊2日後の写真より】
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/444.html
WTC爆破解体レビュー(5)断末魔の告発:崩壊後も立ち続けたコア鉄柱群
次の写真に関して
http://www.zombietime.com/wtc_9-13-2001/wtc_overview_west_1.jpg
西側角に当たる外周柱群が立ち残っているビルを『WTC第1ビル』と書いてしまいましたが、これは『WTC第2ビル』の誤りでした。第1ビルの跡地はその右上側に見える場所で、その北東側の外周柱群が隣の第6ビルにもたれかかっているのが見えます。
以上、訂正してお詫びします。
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