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(回答先: Re: アメリカ人を馬鹿にしてはいけない。プレップスクールの恐るべき高度教育 投稿者 こげぱん 日時 2006 年 10 月 25 日 00:16:41)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061020i115.htm?from=main1
研究者志望も実現は1割弱…行き場少ない数学エリート
世界の数学好きの若者が競い合う「国際数学オリンピック」の予選を兼ねる「日本数学オリンピック」の参加者の多くが、数学や物理学の研究者を志望しているが、実際に研究者になるのは1割にとどまっていることが、文部科学省科学技術政策研究所のアンケート調査で分かった。
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アンケートは、1990年から昨年まで国内大会予選を通過した1063人(14〜32歳)を対象に実施。うち296人から回答があった。
五輪現役世代の中高生が就きたい職業の1位は「数学系研究者」(29・6%)で、「医師」(24・1%)、「物理学系研究者」(11・1%)と続いた。
一方、出場経験のある社会人が就いている職業は、「民間企業や役所などの事務職」が、22・0%でトップ。2位は「医師」(20・9%)、3位は「情報処理技術者」(11・0%)。「数学系研究者」は6・6%、「物理学系研究者」は4・4%にすぎなかった。
理想と現実の格差の主因は、研究者ポストの不足にあるとみられる。アンケートによると、中学〜大学院生の65・4%が、研究職が難しくても「数学を生かした職業に就きたい」と考えているのに、社会人で「数学を生かした職業に就いている」と回答したのは47・8%。数学エリートたちを活用しきれていない社会の現状がうかがえる。
(2006年10月20日22時20分 読売新聞)
同研究所によると、日本の数学系研究者は約3000人で、フランスの半分しかいない。若い世代の意欲を数学の振興に生かす施策が必要という。
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数学と関係ない仕事につくのでも、以下のような事例なら本人の才気や夢(あるいは出身校の懐の深さなど)が感じられていいかもしれないが、
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E3%81%95%E3%81%A1%E5%AD%90
中島 さち子(なかじま さちこ、1979年6月13日 - )はジャズピアニストで数学者。フェリス女学院中学校・高等学校、東京大学理学部数学科卒業。
フェリス女学院在学中の1996年に国際数学オリンピックに出場、日本人女性として初めて金メダルを獲得した。翌1997年にも連続出場し銀メダルを獲得している。大学在学中の1999年には共著で「ゼータの世界」(日本評論社)を出版した。
音楽については4歳の時からピアノ・作曲を学んでいたというが、大学入学後ジャズに興味を持ち、2002年頃から独自のトリオを率いてライブ活動を本格的に開始。2003年夏には渋さ知らズに加入しキーボーディストとしても活動している。
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医者になるなら数学以上に大事なことを勉強してほしいし、事務職や官僚になるならせっかくの才能が生かされないことが多いであろう。日本社会は才能を浪費する社会なのか、数学秀才は高校で燃え尽きるのかどちらか知らないが、いずれにせよもったいない話である。
▽参考リンク−中島 さち子
http://sachiko-music.com/
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