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□[自民総裁選]福田康夫氏の態度表明迫る声、党内から相次ぐ|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2082977/detail?rd
[自民総裁選]福田康夫氏の態度表明迫る声、党内から相次ぐ
自民党総裁選の有力候補として動向が注目される福田康夫元官房長官に対し、出馬をめぐる早期の態度表明を迫る声が14日、党内から相次いだ。小泉純一郎首相と距離を置く勢力は福田氏の出馬に期待をかけるが、福田氏は依然として態度を保留し、議員外交の日々を続けている。国会が閉幕すれば安倍晋三官房長官らの動きが加速し福田氏が埋没しかねないうえ、福田氏が土壇場で出馬を見送れば戦略の見直しすらままならないという「反小泉」陣営のいらだちが背景にあるようだ。
「我が国のトップリーダーたらんとする者は、自らの決心を持たないといけない。『おれがやる』と手を挙げてしかるべきだ」
自民党の山崎拓前副総裁は14日、東京都内での講演で福田氏について「秘めたる決意があるかもしれない」と述べたうえで、出馬決断を促した。やはり小泉政権のアジア外交を強く批判する加藤紘一元幹事長も同日、記者団に「ここまで安福、安福と焦点になると、外交政策や国内政策の考えを明確にしていただかないと困る」と語った。
首相の靖国神社参拝に批判的なことなどから福田氏に期待する「反小泉」勢力だが、福田氏本人と連絡を取り合っているわけではない。福田氏が最終的に出馬を見送り、首相が推す安倍氏で森派が一本化するシナリオがあり得るとみており、早めに見極めをつけたいのが本音だ。
態度保留を続けると、世論の支持も失いかねない、との懸念もある。福田氏を支援する森派の衛藤征士郎元防衛庁長官は最近、福田氏に「主要国首脳会議(サミット)終了後の7月20日ごろに、あなたも表明した方がいい」と迫ったが、福田氏は無言だったという。衛藤氏は13日、衆院本会議場で古賀誠元幹事長から「7月20日でもちょっと遅いよ」とたしなめられたという。
福田氏不出馬を想定したかのような動きも出始めている。福田氏と同様に対中関係改善に熱心な二階俊博経済産業相は13日夜、安倍氏を支援する武部勤幹事長、中川秀直政調会長、竹中平蔵総務相と会談し、次期総裁には「小泉改革路線の継承者がふさわしい」との認識で一致した。
ただ、当の福田氏は9日から13日までニュージーランドを訪問、22日からはインドネシアを訪問する予定で、当面は議員外交に専念する予定だ。福田氏支持派と福田氏が神経戦を繰り広げるという、一見奇妙な構図となっている。【中川佳昭】
2006年06月14日22時32分
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