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(回答先: 日中戦争は侵略戦争というよりイデオロギー戦争だった。(Kの健忘録) 投稿者 考察者K 日時 2006 年 11 月 05 日 22:43:35)
>で「日中戦争」だが、日本から言わせると「八紘一宇」(天皇を中心にした一つの屋根の下に世界を統一する)の「聖戦」であり、共産主義者の殲滅作戦と云う意味もあったようです。
>で、日満支の強固なる結合を根幹とする大東亜の新秩序の建設」のための欧米植民地支配からの独立戦争という意味合いも持っていたと云うことですが、これって、見方によっては「侵略戦争」というよりは「イデオロギー戦争」だったような気がします。
戦争にイデオロギーを持ち出すのは日中戦争に限ったことではありません。それは最近のイラク・アフガン戦争もそうであるし、ナポレオン戦争でもそうです。それでも下部構造をないがしろにすることは出来ません。イスラエルを見る場合でも、単にシオニズムという上部構造があるからイスラエルの侵略があると見るのではなく、イスラエルの下部構造分析を疎かにすることはできないのです。いかに経済的側面が全てではないとは言え、満州国であれ、イスラエルであれ、北朝鮮であれ、スターリン時代のソ連であれ、トルーマン時代のアメリカであれ、今の日本であれ、土台の経済的な側面を無視して、上部のイデオロギーばかり見るような事は慎まねばなりません。