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世界各地で鳥インフルエンザ対策強化【ロイター】
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2006年 01月 14日 土曜日 15:43 JST
[バン(トルコ) 13日 ロイター] 世界銀行が、鳥インフルエンザ対策の世界的なコストが12─14億ドルになるとの見通しを発表したことを受け、世界各地で対策強化の動きがみられている。
欧州連合(EU)は1億ドルの拠出を表明し、米国はトルコへの専門家派遣を決めた。
H5N1型鳥インフルエンザ・ウィルスの感染拡大を防ぐため、トルコが家禽類の一層の処分を行ったほか、イランもトルコとの国境沿いで数千匹規模の家禽類の処分を開始。黒海をはさんでトルコと向かい合うルーマニアでは、主要道路での殺菌措置を強化した上、空港や駅、港での手荷物検査も導入した。
東京で開かれている新型インフルエンザ対策国際会議は、鳥インフルエンザの監視強化実現に向け、資金に余裕のある国がそうでない国を支援するよう求めた。また、インフルエンザ治療薬「タミフル」の製造元であるスイス製薬大手ロシュ © ロイター 2006. All Rights Reserved.
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