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(回答先: 主観、客観、そして信仰――アロン氏の投稿「信仰的要素」に応えて。 投稿者 天蓬元帥 日時 2006 年 10 月 16 日 12:53:51)
>舞台上の俳優は自身の役を演じつつも常に観客の目を意識している。彼は演じる役柄になりきるだけでなく観客にもなりきっている。
これは音楽の場合も同じだと言われている。一流のミュージシャンになればなるほど、演奏している自分を天井あたりにいて客観的に見ているもう1人の自分がいるとよく言う(彼らはこれを「第三の眼」という)。そしてこれがなければ、二流だと言う。
例えばドラッグをやったリ、アルコールを飲んだりして演奏した時の音楽が、後から聞いてみると良くないのは、この「第三の眼」が欠如しているからだといわれている。本人は気分的にも大変なハイ状態で、まるで天国にでもいて演奏しているように感じるが、後から聞いてみると全く駄目というわけだ。
メンバー全員が「第三の眼」を感じながら演奏した時には、もう極楽浄土にいるかのような法悦状態で、この世のものは何も要らないといった感じになるとか。ただ、こういったことはどんな一流バンドでも、年にほんの数えるぐらいしかないそうだ。
この「第三の眼」は、全てのパフォーミング・アートで重要視されていると思う。