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(回答先: Re: それを論点錯誤の誤謬と謂います。 投稿者 アロン 日時 2006 年 10 月 11 日 05:15:29)
アロンさん、こんにちは、毎度レスをありがとうございます。
>つまり考察者K氏が自分の価値観と違う行動をすることに対して無惨さを覚えてしまうという自分の中に生じた“害”を何とか解消する為に、考察者K氏の行動に対してクレームを付けていると把握しての「被害者意識」発言ではあります。もちろん主観的な認識でしかありませんので、決め付けているというわけではありませんし、違うと言われるのでしたらそれでいいです。
>つまり考察者K氏が自分の価値観と違う行動をすることに対して無惨さを覚えてしまうという自分の中に生じた“害”を何とか解消する為に、考察者K氏の行動に対してクレームを付けていると把握しての「被害者意識」発言ではあります。もちろん主観的な認識でしかありませんので、決め付けているというわけではありませんし、違うと言われるのでしたらそれでいいです。
“被害者意識”が考察者Kさんに纏わる私の心象風景を解析するための鍵概念になり得たかどうかは、きっと知る人ぞ知ると云ったところに落ち着くのでしょう。考察者Kさんとは今回と同様な問題で過去にも何度か遣り取りをしたことがあり、とうの昔に“被害者意識”を云々して議論するような段階は越えていて、考察者Kさんがそんなことは先刻承知のなかなかタフな神経の持ち主であることは私も認めています。
ですから、発言の数々が最早私の個人的な価値観から発したものというよりは、寧ろ、少し穿った見方をするならば阿修羅にアクセスする仲間(?)にたいする愛情表現に近いものと云えないことはないかも知れません。
>俺はその女性の行為が被害者意識云々という意味においてそれを持ち出したのではなく、その女性がどんな名前を自分に付けようが一般的にはその女性の勝手でしょという意味において持ち出したものです。ただその女性をブサイクだと主観的な価値観で認識して、可憐という名前を使うことを取りやめるように要求するようであれば、それは被害者意識丸出し発言だとするものです。そして今回の料理人発言が、主観的価値観を正当なものとして相手の意に反して振りかざすようなものであればそれは被害者意識丸出し発言ではないかということです。また、俺がこの女性の例において、人はどんな名前を付けてもいいのだから、それを指摘する行為はダメだとか、主観的価値観で何かを押し付けてはダメだとかいうことで、これらを書いてはおりません。あくまでも認識のひとつです。
繰り返すようですが、“被害者意識”を考察者Kさんと私との間で交わされた遣り取りの文脈を読み解くための鍵概念とするのにはやや無理があったのではないかと推察しています。“被害者意識”は嘗て修士課程において頻出した心理学TermのParanoiaの一種でもあり、私なりに適用方法も含めて一家言がありますが、アロンさんによる解説とその主旨に鑑みて私からはこれ以上の言及は控えたいと考えています。加えて、投稿者に関する心理分析が少なくともこの板の趣旨とは心得てはいませんので、表題に掲げた印象表明を一つの括りにして、今後のアロンさんにも同様のことを要望したいと思っています。
また、会いましょう。