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上記投稿(「福音派5千万人の狂信集団」)に関する若干のコメント
http://www.asyura2.com/0601/cult3/msg/325.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 8 月 21 日 03:02:54: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: ペンタゴンとイスラエル軍が作った福音派5千万人の狂信集団(T.メイサン:全訳) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 8 月 21 日 02:58:53)

上記投稿(「福音派5千万人の狂信集団」)に関する若干のコメント


こういった米国キリスト教の狂気は以前から言われていることですが、メイサンは「パレスチナのユダヤ人国家」を願望するシオニズムの起源を、ユダヤ教徒ではなく明白に英国のキリスト教徒の中に見出しています。もちろん著者のティエリ・メイサンは、自らフリー・メーソンであることを明らかにしており、シオニズムの起源と歴史に関しては膨大な知識と見解を持っているはずです。

そしてこの文章では直接には書かれていませんが、米国のキリスト教もその延長上にあると見られるでしょうし、ユダヤ人のシオニズムも彼らの導きによるものであることを暗示しているようです。

先日、訳文を投稿しましたヘンリー・マコウ(メイコウ?)もまた英国の中にシオニズムと「ユダヤの陰謀」の本拠地を見出しているようです。
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/928.html
「ユダヤ」の陰謀は大英帝国主義である(ヘンリー・マコウ著:全訳)

面白いことにメイサンが例として取り上げたヴィクトリア時代の宰相ベンジャミン・ディスラエリ(ネオコンが非常に参考にしているようだが)の先祖は、スペインを追放されてイタリアに移ったセファラディ・ユダヤ人です。
(参照:Wikipedia英語版)
http://en.wikipedia.org/wiki/Benjamin_Disraeli

上のマコウの文章にもヴェネチアからのユダヤ商人(金融資本家?)たちの英国移住が「ユダヤの陰謀」に非常に大きな影響を与えたことが示唆されています。

また英国には「エルサレム聖ヨハネ団(the Order of Saint John of Jerusalem)」という「慈善団体」があって、その先輩格にあたるマルタ騎士団(Knights of Malta)と並んで、陰謀論者にとって最大級の研究対象の一つになっているようです。しかしこの聖ヨハネ団が、本当の起源は知りませんが、やはり19世紀のヴィクトリア時代に成長したようですので、確かにシオニズムの誕生に無関係とは思えません。
(参照:Wikipedia英語版)
http://en.wikipedia.org/wiki/Order_of_St._John

またラルーシュ派の歴史学者スコット・トンプソンによりますと、英国フリーメーソンリーはエルサレムのソロモン第3神殿建設計画(『ハルマゲドン計画』!:神殿の丘にあるアル・アクサ・モスクを破壊するため中東での大戦争の引き金になる予定)に主導的な役割を果している、ということで、その動きにネオコン・ユダヤ人のマイケル・レディーン夫婦が深く関わっているそうです。
http://www.larouchepub.com/other/2003/3027ledeen_iran.html
SYNARCHISM-NAZI/COMMUNISM'


しかしこの「シオニズムの起源」については、それだけでとんでもない巨大な対象ですので、この場では逃げておきます。


私がこのメイサンの論文を読んでハッとしたのは、オプス・デイの重要関係者として有名なリック・サントラム上院議員がCUFIに顔を出していることです。これは以前の私の投稿
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.asyura2.com/0502/cult1/msg/389.html
米国指導部にとって、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教はすでに「一つ」ではないのか?
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/133.html
超巨大カルト、バチカン研究:(9)「世界統一神権国家」への道のり(D)ユダヤ主導による宗教の統一
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
の中でも触れたことなのですが、すでにカトリック(オプス・デイ)とプロテスタント(福音派)がユダヤを中心にしてまとまっていることを意味します。

私は、オプス・デイはローマ・カトリック教会をシオニストに仕えさせるためのエージェントとして作られたのではないか、と疑っていますが、実際、ローマ教会が根本的に作りかえられた第2バチカン公会議以降、カトリックの中では「ユダヤ人はキリスト教に改宗することなく(つまりイエス・キリストを救世主と認めることなく)救われる」ということが常識になっているようです。

その意味で、オプス・デイを中心にしたローマ・カトリックの方がプロテスタント諸派よりも一歩先んじていた、といえます。

それにしても、現代という時代が歴史上かつて見ないほど『宗教と政治が結び付いている時代』である、というのは非常に恐ろしい反面、非常に興味深いものでもあります。ただしその「宗教」の中には、先日申し上げた『絶対悪信仰』のようなとんでもないものも含まれ、これがまた福音派やオプス・デイと絡み合って、ユダヤ人を、イズラエル・シャミールの表現を借りるならば「バラモン階級」に祭り上げているのですね。
(参照)
http://asyura2.com/0601/holocaust3/msg/310.html
『米国:あるユダヤ国家』に対する私からのコメント、および若干の考察

ただ、最近の世界の動きを注意深く見ていると、どうも「イスラエルつぶし」の動きが盛んになってきているようです。これもまた聖書で予言されている終末時期に起こると予言されている『ユダヤ人大迫害』の演出の流れなのでしょうか。

最後に、ティエリ・メイサンも引用したマタイ伝24章から引用しておきます。

『15 預言者ダニエルによって言われた荒らす憎むべき者が、聖なる場所に立つのをみたならば(読者よ、悟れ)
 16 そのとき、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。
17 屋上にいる者は、家からものを取り出そうとして下におりるな。
・・・・・
21 その時には、世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような大きな艱難が起こるからである。
22 もしその期間が縮められないなら、救われる者はひとりもないであろう。しかし、選民のためには、その期間が縮められるであろう。
・・・・・・』

こんなことを一つ一つ現実のものとして実現させようとでもしているのでしょうか。もしそうなら、このような狂気こそ『世の初めから現在に至るまで、かつてなく今後もないような』ものでしょう。

そしてその演出に主導的な役割を果しているのがペンタゴンとイスラエル軍だということです。そうならば文字通り「地獄の軍団」でしょうね。

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