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911:《もう笑うしかない!》米国政府お抱えエセ科学者集団NISTの「怪答」
今年の8月に米国国家お抱え研究機関NIST(National Institute of Standards and Technology:米国標準技術研究所)が、9・11WTC崩壊について『FAQ(よく出る質問)に対する回答』なる文章を公表しました。
あまりのくだらなさに「阿修羅で紹介しようかどうしようか」と悩んでいましたが、まあ、こんないい加減な逃げ口上しか言うことのできない連中がWTC崩壊に関して「専門家でござい」とでかいツラしている実態をお目にかけた方が良いだろう、と思い、ご紹介いたします。
NISTと言えば、その所長シヤム・サンダー(Shyam Sunder)は、建築家カール・ガリオト(Carl Galioto)と共に、建築会社スキッドモア・オウイング・アンド・メリル(Skidmore, Owings and Merrill)で、7億ドルの予算をかけてWTC7の代替ビル建設に情熱を傾けています。スポンサーはもちろん!現代のシャイロック、ラリー・シルバーシュタインさん! もうミエミエの構図ですね。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war80/msg/270.html
爆破解体前のWTC7に巣食っていた悪魔どもの一覧
かなりの量がありますので、以下のFAQでは、全部で14の「よくある質問」と「それに対するNISTの回答」は内容が分かる程度の簡訳とします。英語が分かる方は原文でお確かめください。質問とその回答は「・・・・」でくくり、私からのコメントを添えておきます。また訳への誤解を避けるために所々で原文を示すことにします。(文中のFEMAは米国連邦緊急事態管理庁the Federal Emergency Management Agency、MITはマサチューセッツ工科大学。)
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(原文Url)
http://wtc.nist.gov/pubs/factsheets/faqs_8_2006.htm
『よく出る質問に対する回答』
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(質問1)WTCはボーイング707型機の衝突に耐える設計だった。なぜ767型機があれまで大きな損傷を与えたのか?
(回答)1960年代の予測は限界があった。シミュレーションの技術は最近になって急激に進歩したものだ。767は707よりも20%大きく、その重量とスピードは比較的軽量な外周の柱にひどい損傷を与え、WTCを崩壊に導くに十分な衝撃を与えた。WTCの構造的な損傷は飛行機によるものであり他の力によるものではない。
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【コメント】おや? NISTは767型機の衝突によるダメージについてのシミュレーションを作ってたっけ? 見たことがないし公表されたという話もないが・・・。ついでに言っておくと、WTCの1階に使われていた鋼鉄材だけでも、たしか767型機の10倍はあったはずだ。「比較的軽量」とは何のことかな? まあ、小手先の言葉による誤誘導の見本だろう。
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(質問2)NISTはなぜ、「パンケーキ説」に対してやっているようなコンピューター・モデリングを使って、「制御解体」仮説を検討しようとしないのか? NISTが「連続進行崩壊(progressive collapse)」をサポートする分析をしていないことと同時に、制御解体仮説を考慮していないことが批判されているのだが。
(回答)NISTは今まで、WTC崩壊について多くの人員を使って数多くの仮説を取り扱ってきた。その結論として崩壊の原因を、(1)飛行機の衝撃と支柱への激しい損傷が鋼鉄材の断熱材をはがしたことと、数多くの階に広く撒き散らされたジェット燃料、(2)それに続く多数の階で発火した異常に大量のジェット燃料の炎(それは1000℃に達した)が断熱材のとれた床の鉄材と鉄柱を極めて劣化させ、崩れた床が外周の柱を内側に引っ張ったこと、である。これが外周の柱を内側に引っ張り、崩壊を開始させた。
このNISTの発見は、床が次々と崩落する「パンケーキ説」をサポートするものではない。NISTの研究は外周の柱が内側に曲がるように壊れたことが崩壊を引き起こしたことを明らかにした。床はパンケーキ現象を引き起こすように連続して壊れたのではなかった(the floors did not fail progressively to cause a pancaking phenomenon)。
(図表:Diagram of Composite WTC Floor System)
http://wtc.nist.gov/pubs/factsheets/faqs_8_2006_clip_image002.jpg
NISTはまた「制御解体」説を支持しない。次の決定的な証拠があるからである。
・崩壊は飛行機が激突して火事の起こった階から始まった。
・崩壊までにかかった時間(第2ビルでは56分、第1ビルは102分)は、(1)飛行機の激突による破損の大きさと、(2)炎が致命的な場所に至り衝撃を受けた階よりも上の部分の重量による巨大なエネルギーに抵抗できなくなるほど構造を弱めるまで要した時間とによるものである。
ビデオによれば、衝撃を受け崩壊が始まった階(第1ビルでは98階、第2ビルでは82階)の下側には、爆風や爆破の証拠は何一つ存在しない。
結論を言うと、NISTは爆発物を用いた制御解体の仮説を支持する証拠は何も見出さない。
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【コメント】どうしようもない嘘つきどもだ、全く! まあ、立場上「制御解体説」を考慮しないのは解らないでもないが、パンケーキ説をサポートするものではないそうな?? 「当店ではパンケーキは販売しておりません。お隣の本家FEMA屋さんでMIT印のパンケーキをお買い求めください。」ってことだが、MIT印のパンケーキがあまりに不人気なことに恐れをなしたのかな?? もっとも、後ですぐにネタ割れするのだが。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war83/msg/1014.html
【爆笑】Webから消えた!(逃げた?!):MITイーガー大先生の「パンケーキ」!!
「外周の柱が内側に倒れた(?)」ことがNIST独自の大発見であったそうな。そして連続して崩壊が続いた理由について、NISTは「飛行機で痛めつけられて高温の火であぶられたから」、だから(!!)『連続した』と強調する。「どのように連続したか」は従来どおり一切説明無し!
要するに、「連続パンケーキ崩壊」を表看板にするFEMAやトーマス・イーガーみたいな大ボロを出したくない、「ウチは崩壊の最初だけが責任範囲でありまして、それ以上のことには一切責任ございまシェーン!」と言って逃げるつもりだ。この科学者どもは「どのように」の説明無しで科学として成り立つとでも考えているのか? まあこの「科学者もどき」どもに言っても始まらないが。
「1000℃にまで温度が達した」そうな。その実、NISTは以前から600℃以上の温度に鉄骨が曝された証拠を語っていない。ケロシンが十分な酸素のある所で完全燃焼すれば1000℃に達することがある。後でNISTはWTCでケロシンが「不完全燃焼」していたことを認めるのだが、一体どこでどのように「完全燃焼が長時間続いた」と言うつもりか? 出まかせのデタラメである!
しかも、これは「公式見解支持者」が必ず言うことだが、飛行機激突のショックでアスベストの断熱材がはがれたそうな。激突箇所付近だけなら理解できる。なぜタワー全体なのか? 飛行機が激突しなかった第7ビルはどうなるのか?
また、『ビル全体が均等に弱っていた』と言いたいわけなのか? あいかわらずだが、シンメトリカルな崩壊からは逃げまくっている。
さらに、制御解体説を支持しない「決定的な証拠」は二つとも何ら「決定的」ではない。「必要条件」をかかげて「十分条件」であるかのように見せかける言論詐欺の手口の見本であろう。
さらに第2ビルは第1ビルの半分ほどの時間で崩壊したが、(これは後述するが)逆に火災の勢いは止まりかけていた。そもそも、飛行機の激突後の10分間でジェット燃料の大半が燃え尽きていたと発表したのは他ならぬNISTである!
「崩壊が始まった階に爆風や爆破の証拠は無い」そうだが、これほどあからさまな大嘘は無い。証拠の写真やビデオは数限りなく存在する。ビル建材の大部分(一部ではなく!!)が「垂直方向に」ではなく「水平方向に」吹き飛ばされていった「水平崩壊」現象についてはウヤムヤにして黙り込むだけだ。
当然だが、崩壊が進行した速度、鉄骨以外の物体のほとんどが粉末状になったこと、三つのビルがすべて先から根っ子まで完全に崩壊したこと、などの客観的事実として起こった現象について全く口を閉ざす。
要するに「説明不可能なところからは逃げる!!」。研究利権屋集団NISTはそれ以上のことができない。
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(質問3)今まで火災で崩壊した鉄骨ビルはないのだが。
(回答)WTCは火災だけではなく飛行機激突のショックも受けた。このような例は今までに無い。
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【コメント】第7ビルは?
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(質問4)壁から連続して飛び出した「煙の噴出し(puff)」は?
(回答)ビルの床が下方に次々と押し潰された際の空気の圧力による。ピストンの原理だ。圧力を受けた空気が下方の階で煙と残骸を窓や外周柱の間から噴き出させたのだ。11便が激突した際にも見られた。
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【コメント】予想通りだが、もう、笑うしかない。ここでNISTは明確にパンケーキ理論に追随していることを白状している。さらに、噴出の起こった階は崩壊箇所よりも数階から数十階も離れていた。ピストンの原理による「噴出し」なら、どうしてこれほど離れた箇所で噴き出したのか?(なおNISTは意図的にpuffという単語を用い、より激しい大規模な噴出であるsquibという爆破解体説を唱える者達が使用する単語を避けている。これも口先による誤魔化しである。)次の写真を参照のこと。
http://www.explosive911analysis.com/a6.jpg
http://www.reservoir.com/extra/wtc/wtc-small.1055.jpg
また、崩壊箇所から遠く離れた箇所で噴出する白い塵埃や煙が観察できる、ということは、その中ですでに何かが何らかの原因で破壊されていたことを示すだろう。単なる空気の吹き出しではないのだ。NISTは各ビルが全面的な火災に遭っていた、とでも強弁したいのか?
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(質問5)地震計の記録でWTC崩壊開始時にスパイク(激しい振動)が見られるが?
(回答)地震計に現れたスパイクは崩壊開始から10秒ほどたったときから始まって約15秒間続いた。その振動はビルの瓦礫が地面に落ちる際にできるショックによるものである。
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【コメント】この地震計のスパイクは「公式見解」にとって『両刃の剣』だろう。どのような見方をしても「爆破解体」を支持するものだからである。
まず、ビル崩壊の開始時刻とスパイクが起こった時刻の関係だが、WTCが何時何分何秒に崩壊を開始したのか、の正確な記録が無い。ただCNNのビデオに時刻表示がありそれから推測する以外は無い。地震を観測したコロンビア大学ではスパイクを作った振動がWTCで起こった時刻を、波の伝達速度から、第2ビルが「9時59分04秒」、第1ビルが「10時28分31秒」としているが、CNNビデオによると第1ビル崩壊開始はおよそその8秒前の「10時28分23秒」である。
(参照)
http://911review.com/errors/wtc/seismic.html
(問題のCNNビデオは次のサイトで、Videos of the North Tower Collapseの箇所のDistant view of North Tower collapse north-northeast mpegで見ることができる。)
http://911research.wtc7.net/wtc/evidence/videos/index.html
現在のところこれ以上に時刻を正確に知る手段が他に存在しない(少なくとも私は見つけていない)ようであるため、NISTの言うように、地震計のスパイクは爆破とは無関係である、とするのが妥当だろう。
また地震計の波が秒単位に引き伸ばされた形を見ると、確かに最初に突然大きな触れが起きたのではないことが分かる。(コロンビア大学を信用すれば、の話だが。)
では、瓦礫が地面と激突してTNT2トン以上に当たるエネルギーを吐き出したことについてはどうだろうか。これは「WTC水平崩壊」を傍証するものに他ならない。つまり崩壊の開始時からビルを作る巨大な質量の大部分がビル外に横に向かって飛び出したことを示している。
(参照:写真)
http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/055.jpg
http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/059.jpg
http://www.asyura2.com/bigdata/bigup1/source/063.jpg
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc1_demolition.jpg
さらに、地下での爆破があったとしても地震計では観測されないほどの規模であった、ということは、逆に爆破解体説を一層有利にする。(困難に陥るのは今年になって登場しているフィンランドの「軍事専門家」のような「地下一発の水爆説」だろう。彼らは崩落開始時刻を他の資料から正確に決定する必要がある。)サーマイト類や通常爆薬を使用してのコア基部の破壊はTNT2トンもの爆発力を必要とはするまい。むしろ他の方面から地下爆破を傍証する資料もある。(音声、およびWTC基礎部分からの白い粉塵。)
(参照:これは下のビデオの一部を取り出したものである)
http://www.youtube.com/watch?v=EeZAN5wn-eA&mode=related&search=
(できたら次の911 Eye Witness全編を見てほしい。このフィルムには問題点もかなりある。しかし、後半にあるビデオの映像と音声の分析を元にした爆破解体の傍証は一見の値打ちがあるだろう。)
http://video.google.com/videoplay?docid=-3498980438587461603&q=911
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(質問6)WTC1は11秒で、WTC2は9秒で倒壊したが、これは自由落下速度におよそ等しいものだが?
(回答)この時間はビデオ、および地震計記録から推定したものである。このことは、崩壊するビルを作っている物体が崩壊に対してほとんど抵抗しなかったことを示している。下方の階は、上から落ちる質量によって出された巨大なエネルギーに対する抵抗をほとんど表さなかった。そこでビデオでみるようにおよそ自由落下速度で崩壊したのである。
WTC1で12階分、WTC2で28階分の質量に速度をかけた運動量は、下方の階が支えることのできるものを大きく上回り、下方の階は落ちてくる質量を止めることも遅くすることもできなかった(unable to stop or even to slow the falling mass)。この運動量は下方に行くに連れて質量が増すために増大した。
ビデオから両ビルのコアが(第1ビルで60階分、第2ビルで40階分)倒壊開始から15〜25秒後に崩れ落ちた。崩壊の最後までにかかった時間はビデオからも地震計記録からも明確なものではない。
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【コメント】「子供だまし」というか「猫だまし」というか、「なぜ自由落下に順ずる速度で崩壊が進んだのか」と尋ねられて、「速く落ちたということは抵抗が無かったという意味だ」などと、思いっきりのトンチンカンではぐらかす。確かにこんな『迷回答』を聞いた者は唖然としてしばらく言葉を失うだろう。質問の意味は「どうして下方の階が抵抗を示さなかったのか、そんなことが力学的に成り立つのか」ということなのだ。はぐらかして回答困難な質問から逃げる言論詐欺そのものである。
NISTは自分の都合の良い場面だけビデオを利用するようだが、WTCタワー崩壊の最も重要な特徴である《大部分の質量が崩壊時に水平方向の運動量を持って直接に空中に飛び散った現象》に、小指の先も触れようとしない。そして「運動量は下方に行くに連れて質量が増すために増大した」根拠などどこにも説明されていない。もちろんビルの質量の大半が粉末状になったことも。
偉そうに「運動量」などという言葉を使っているのだが、コイツラは高校と大学で何を勉強してきたのか? たとえ「水平崩壊」が起こらなかった場合であっても、静止している物体にぶつかって、全くスピードを落とさずにどうやって運動量が保存できるのか? まさに超科学(junk science)のトンデモであろう。
エネルギー保存の法則など、このエセ科学者集団の脳ミソには存在しないらしい。ガリレオ以前どころか、古代エジプトの科学の方がよっぽどまともだ。
さらに言うなら、第2ビルで上方の三十数階が固まりになって回転をしながら崩壊し始めた事実は無視する。回転が向かう方向に当たる直下の階が押し潰されたのは分かるにしても、回転の逆方向も同じ速さで崩壊したのだ。しかもその回転している上層階の塊はビルの斜め横には転がり落ちなかった。つまりその下側の崩壊が自由落下速度以上で進行したのである。次のビデオと写真を参照してほしい。
http://www.plaguepuppy.net/public_html/collapse%20update/--=Close-up%20of%20south%20tower%20collapse.mpg
http://www.plaguepuppy.net/public_html/video%20archive/wtc15.jpg
第2ビルの上層部について加えて言うと、これもまた落下途中で粉々に砕けた。塊のままで地面に激突した跡など何一つ存在しない。無重力状態が発生していた中でどうやって「連続崩壊」が起こったというのか?
挙句の果てに、「コア鉄柱が倒れるのが見えた」ことを引き合いに出して、何秒で崩壊が終了したのかわからない、などとはぐらかして逃げを打っている。こんな愚劣な卑劣漢の言論詐欺師どもが「公式見解」を支えているのである。
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(質問7)WTCの鋼鉄が熔解したのはなぜなのか? 火災では決して1500℃を越す温度は得られない。
(回答)NISTは一度たりとも火災で鋼鉄が熔けたとは言っていない。火災での最高の温度は1100度であり、鋼鉄が熔ける温度には達しない。しかし鋼鉄材が1000℃に熱せられた場合には室温状態のおよそ10%にまで強度が落ちる。断熱材を失った鉄骨が、コアも外周も床を支える梁も、長く集中した火災の元で強度を失ったのである。
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【コメント】これもまた茫然自失とするような「質問」の取り上げ方と「回答」のしかたである。みんなが呆然として思考能力を失っていた初期のころならともかく、ジェット燃料による火災で鋼鉄材が熔解しないことは常識だ。1000℃に達した鋼材が強度を落とすのは当たり前だが、3つのビルのどの部分で長く集中した火災が起こったからビル全体の鉄骨が均等に強度を落とした、と言いたいのか?
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(質問8)スプリンクラー・システムが稼動していたはずだが、どうして温度が危機的にまで上がったのか?
(回答)飛行機の激突によるショックで火災が起こった階ではスプリンクラー・システムは稼動していなかった。
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【コメント】これもまたまるで「回答」になっていない。確かに飛行機の激突でスプリンクラー・システムが壊れたのは理解できる。ビル全部でなのか? もしスプリンクラーが故障していない階があるのなら、先ほどの「1000℃に熱せられて強度の落ちた」鉄骨はその階には無かったことになるが?
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(質問9)火災の真っ黒い煙は酸素不足で不完全燃焼を起こしていたことを意味するが、すると温度は余り上がらなかったのでは?
(回答)室内での火災のほぼすべてで黒い煙が大量に出ており、そこでは酸素が極めて不足していた。
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【コメント】というか、コメントする値打ちも無いだろう。酸素不足で不完全燃焼を起こしていた火災が鋼材を1000℃に熱することは不可能である。さらに言えば、第2ビルの倒壊の前には、大きな炎すら見えなかったのだ。(火が消えかかっていたため、やむなく第2ビルを先に解体させた。これは真犯人側の手痛いミスだろう。つまり、第2ビルには飛行機が真ん中をやや外した箇所に突っ込んで、ジェット燃料のかなりの部分がビルの外の空気中で失われてしまったのである。)
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(質問10)飛行機が突っ込んだ穴に人物が立っているのが見えるが、ということは、その背後の温度は高くなかったのでは?
(回答)その穴が新鮮な空気が入り込む場所であり温度が下がっている箇所だったのは明らかである。人物は第1ビルの飛行機の穴にしか見られない。
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【コメント】この種の質問はよく見かけられるが「かわし方」のパターンが確立されている。質問自体が愚問であり、NISTがわざわざこの「質問」を取り上げた気持ちも非常によく解る。この穴からは煙も全く出ておらずむしろ空気の入り口になっており、火災が無く温度が低いのは当然だ。質問の真意は「ビルの大半の箇所で高温によって鋼鉄材が強度を落としていたというのは間違いではないのか」ということだろう。NISTがこれに答えることは不可能だ。
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(質問11)第2ビルの側面から熔けた金属が流れ落ちる写真があり、白熱しているにも関わらずNISTはそれをアルミニウムだと主張しているが?
(回答)9時52分に第2ビル80階の窓から輝く液体が流れていることは確認している。それは第2ビルや第1ビルの他の箇所では観察されなかった。その多くは飛行機とオフィスの家具からきたものである。アルミニウムの合金は450℃〜640℃で熔解するものであり、1000℃に比べると相当に低い。確かに熔けたアルミニウムは銀色に見えることが予想されるが、熔けたアルミニウムに、熱せられ部分的に燃えている固体の有機物質(例えば家具、カーペット、ついたて、コンピューター)が混ざっていたために(the molten metal was very likely mixed with large amounts of hot, partially burned, solid organic materials (e.g., furniture, carpets, partitions and computers))あのオレンジ色の光が見えた可能性が高い。
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【コメント】ここまでくればご立派である。エイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」に、蛆のわいた肉を見た軍医が「これは蛆ではない」と叫ぶシーンがあったが、権力になびくしか能の無い知識人の姿は古今東西、不変のものと見える。この「第2ビルから熔けて流れる金属」については次のビデオと写真を参照していただきたい。
http://video.google.com/videoplay?docid=-2991254740145858863&q=cameraplanet+9%2F11
http://www.explosive911analysis.com/revamp.jpg
どれほど目を凝らして見たらカーペットとか家具とかコンピューターの姿が見えるだろうか? 何百年も前に人間の精子の中に小人の姿を見た人たちがいたが、NISTの連中もそのレベルか。このジャンク・サイエンチストたちの手にかかるともう「何でもアリ」のようだ。16世紀の錬金術師の方がよっぽど真面目だろう。
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(質問12)NISTは爆破解体説の証拠を探したのか? サーマイト(テルミット)に切られた鋼鉄の残滓を検査したか? サーマイトと硫黄の混合物(サーメイト:テルマット)は鋼鉄を簡単に切ってしまう。
(回答)NISTはその鋼鉄中にある化合物の残滓を調べなかった。今までの2、4、5そして11の質問への回答がNISTの爆破解体否定の理由を説明している。さらに、極めて大量のサーマイトあるいは他の爆発物を少なくとも柱の数は設置しなければならなかったはずだ。その柱は飛行機の激突と火災で弱ったものである。サーマイトの特性からすると、何千ポンドものサーマイトが相当に以前から設置され、遠隔操作によって着火され、ビルを弱らせるために巨大な構造の何百もの表面に直接に取り付けなければならない。
WTCの鋼鉄のサーマイトやサーメイトに対する分析は決定的なものではなかっただろう。金属の化合物はWTCを作る建築資材にも含まれるし、硫黄は室内の壁材の石膏にも存在している。
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【コメント】若干の予備知識が必要だが、WTC跡から採取された鉄の中に異常に早く錆びてボロボロになったものがあり、分析してみると硫黄の化合物が鉄の中に含まれていた、というデータがある。もちろんクビがかかっているからNISTがサーマイト類の使われた名残など調査するわけはハナからないけど、今までのNISTの回答は逆にNISTへの不信と爆破解体への確信を深まらせるものばかりだった。
しかしここで明らかにしておかねばならないことがある。サーマイト類(サーマイト、サーメイト、スーパー・サーマイト)を含む非常に大量のカッター・チャージと爆発物をビルの要所要所に設置するという、長い時間と人手を要する作業が、ビル内の人に気付かれずにできたはずが無い、というのが、爆破解体説に対する『最後の砦』となっている。(崩壊の物理的な特徴についてFEMAやNISTのチンケな屁理屈ではとてもじゃないが検討に耐えることができない。)しかし爆発物を怪しまれること無しに設置できる立場の人間集団があったとしたらどうだろうか。次の拙稿をご参照いただきたい。
http://asyura2.com/0510/bd42/msg/926.html
911、WTC解体『施工業者』:言わずと知れたブッシュ・ファミリー!!
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(質問13)WTCタワーの倒壊跡にあった熔けた鋼鉄をNISTはなぜ調べない?
(回答)NISTは、崩壊の以前にジェット燃料が起こしたタワーの火事の中で鋼鉄が熔けたことをサポートする何の現象も発見していない(found no evidence that would support the melting of steel in a jet-fuel ignited fire in the towers prior to collapse)。ある種の状況の下ではビルが倒壊した後に瓦礫の中で鋼鉄が熔けたようなことは(for some of the steel in the wreckage to have melted after the buildings collapsed)考えられるだろう。残骸の中で熔けた鋼鉄があったとしたら、短い爆破の時間でよりも、瓦礫の山の中で可燃物に長時間さらされた結果である高温のせい(due to the high temperature resulting from long exposure to combustion within the pile)である可能性が高い。
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【コメント】ジェット燃料など炭素を主体とした通常の可燃物が1000度を大きく超える温度を作らないことは百も承知の上で、今のように述べているのである。このエセ科学者(junk scientists)集団のトンデモ理論によると、低い温度でも長い時間さらされると高い温度が得られるらしい。熱力学の第1法則などクソ食らえ!というわけだ。この理屈でいくと、沸騰する湯に極めて長時間浸った鋼鉄は熔解し、長風呂すると体温が100度まで上昇して体中の血が沸騰する、ってことになる?!
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(質問14)NISTによるWTC第7ビル崩壊の調査の結果がどうして未だに完成しないのか? 爆破解体説が考えられているのか?
(回答)(長々とした言い訳は省略。)2007年の初期までには報告の草稿が出されるだろう。今のところは以下の通り。
・火災および重要な柱の構造的な損傷(タワーの残骸による)のために、13階より下方で起こった最初の部分的な崩壊。
・最初の崩壊が東側のペントハウスまで縦方向に続いて続いた。そして大型の床材が荷重に耐えることができず、東側ペントハウスの下の内部構造が崩落した。
・縦崩壊による損傷が引き金となって、5階から7階までにあるビル中で最も頑丈な部分を横切って水平に崩壊が進行し、全面的な崩壊につながった。
これは若干の修正をされるかもしれないが、NISTは制御解体の証拠を何一つ発見していない。
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【コメント】馬鹿馬鹿しくなってくるが、下の方でチョロチョロと燃えている火が、WTCとは逆に!上に連続する崩壊を引き起こしたってか?! 幼稚園児の空想ごっこじゃあるまいに。理屈の筋くらい通したらどうなのか?! で、その崩壊が真空中の自由落下速度で起こったってか?!
別に「制御解体の証拠」まで見つけてくれとは言う積もりは無い。最初からやる気が無いわけだから期待もしない。ただもうちょっとマシな理屈をこねてくれんかネ。次の各ビデオの証拠を説明できるような。
(参照:写真:第7ビルの火災)
http://www.whatreallyhappened.com/fema/fig-5-19.jpg
http://www.whatreallyhappened.com/fema/fig-5-16.jpg
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires1.jpg
http://homepage.mac.com/ehara_gen1/jealous_gay/images/wtc7_fires2.jpg
(写真:上層階で見られる噴出)
http://www.whatreallyhappened.com/WTC7Implode4.jpg
http://st12.startlogic.com/~xenonpup/Flashes/squibview.mpg
(ビデオ:WTC7崩壊)
http://st12.startlogic.com/~xenonpup/video%20archive/wtc-7_collapse.mpa
(ビデオ:南西角に見られる連続する噴出)
http://st12.startlogic.com/~xenonpup/Flashes/squibview.mpg
(ビデオ:東ペントハウスが真っ先に崩壊する)
http://www.youtube.com/watch?v=z4SejBwgbCw&eurl=
(ビデオ:WTC倒壊が自由落下速度に等しいことを説明する)
http://www.youtube.com/watch?v=Ml_n5gJgQ_U&mode=related&search=
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このNISTのほかに、ポピュラー・メカニックス誌で、ネオコン・ユダヤ人一族のベンジャミン・チャートフが「ジェット燃料が燃えながらエレベーター・シャフトを流れ下ってコアの柱群の温度を危機的に上げ、ビルの崩壊を導いた」などと《見てきたような嘘》を垂れ流しているのですが、もちろんWTCタワーのエレベーター・シャフトは途中で区切られており、それは不可能です。
(参照:WTCの断面図とエレベーター・スペースの構造)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/2a/World_Trade_Center_Building_Design_with_Floor_and_Elevator_Arrangment.jpg
オマケに、NISTが「ジェット燃料の大半は最初の10分以内で燃え尽きた」ことを示し(NISTとチャートフの大喧嘩が始まるかな?)、さらに両タワーからの黒煙は誰の目にも明白に酸素不足の不完全燃焼を示しています。エレベーター・シャフトの閉鎖空間の中だけで物凄い完全燃焼が起こっていた??
9・11は現在、米国、英国とイスラエルが中心に進める世界大乱化戦略の「扇の要(かなめ)」であり、WTC爆破解体はその「要中の要(かなめちゅうのかなめ)」です。このNISTやFEMAにしてもポピュラー・メカニックスにしても、それが分かっているからこそ、あらゆる嘘と詭弁を集中させてその正体を覆い隠しているわけです。
そして日本にいるその代理人どもも、その理由が解っているか否かは別にして(知る能力すら持たない者もいる)、あらゆる嘘と詭弁を駆使して真相解明運動を封殺しようとしています。
しかしまあ、その「親分格」に当たるNISTがこのザマでは、日本の間抜けな「公式見解論者」の活躍も、そんなに長くはないでしょうね。そんな人たちもこの辺で諦めて「陰謀論者」に鞍替えしたら?
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