★阿修羅♪ > アジア5 > 393.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
@8カ国外相会合:ASEAN閣僚会議と並行開催(毎日)
【クアラルンプール大貫智子】北朝鮮の核・ミサイル問題に関する8カ国外相会合が28日午後、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議と並行して開かれることが27日決まった。同会合は米国のライス国務長官が主催し、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の早期再開などを訴える文書が発表される見通しだ。
参加する8カ国は北朝鮮を除く6カ国協議のメンバー国(日本、中国、米国、韓国、ロシア)とカナダ、オーストラリア、マレーシア。米韓などはARFに合わせた6カ国外相会合の開催を目指したが、27日、クアラルンプール入りした北朝鮮代表団が出席を拒否。米韓は残りの5カ国で外相会合を開くよう主張したが、北朝鮮を刺激したくない中国が難色を示し、6カ国協議のメンバーではない3カ国を含めた8カ国外相で集まることになった。
ARFには北朝鮮も含め、6カ国協議参加国のすべての外相が出席する。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060728k0000m030108000c.html
毎日新聞 2006年7月27日 21時22分 (最終更新時間 7月27日 21時53分)
@ASEAN拡大外相会議、北朝鮮に「6か国」復帰要求 北朝鮮の核問題(読売)
【クアラルンプール=花田吉雄】東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓、米国、ロシアなど域外国による拡大外相会議が27日、クアラルンプールで開かれ、北朝鮮のミサイル発射問題や、緊迫するイスラエル・レバノン情勢などについて協議した。
会議終了後に発表された議長声明は、北朝鮮に対し、「緊張を悪化させるようないかなる行為も慎み、前提条件なしに速やかに6か国協議の場に復帰するよう強く主張する」との内容を盛り込んだ。
北朝鮮を除く6か国協議の当事者が参加した外相会議が、北朝鮮に対する厳しい姿勢を打ち出したことで、28日に開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議に向け、北朝鮮に一層圧力をかける地ならしが整った形となった。
声明ではまた、イスラエルのレバノン侵攻について、「中東の情勢悪化と暴力の増幅に深い懸念を表明する」として双方に停戦を求めた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060727id25.htm
(2006年7月28日0時58分 読売新聞)
@ASEAN、ライス長官孤立無援 中東情勢で厳しい視線(朝日)
2006年07月27日20時38分
ライス米国務長官が27日、東南アジア諸国連合(ASEAN)との一連の会議のため、マレーシア入りした。28日に開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)では緊迫する中東情勢が議題となる見込みで、イスラム教徒も抱える東南アジア諸国からはライス長官に厳しい視線が注がれている。昨年のASEAN関連の外相会議に欠席し、東南アジア外交での失点を回復したいライス長官だが、会場外では抗議運動もある手荒い歓迎になった。
「いつでも中東に戻る準備はできている」
27日のASEAN拡大外相会議の記者会見。ライス米国務長官が米メディアから受けた質問は、悪化するレバノン情勢に集中した。
ライス氏はこの日午後、レバノン情勢を協議するために訪れた中東、ローマからマレーシア入りした。米とASEANの外相会議に間に合わず、最後の文書調印式に駆け込んだ。ARFに出席後、28日夕にはマレーシアを離れる予定で、再び中東入りとの観測も出ている。
強行日程でも顔を見せたのは、会合の中身以上にASEANの会議に「初参加した」という事実を残したい事情があった。ライス氏は昨年のARFを欠席し、「東南アジア軽視」との批判を招いた。このため、今回は「はずせない日程」(国務省当局者)として位置づけられていた。
しかし、タイミングが悪かった。イスラム国を含む東南アジアやイスラエルの国連施設空爆で犠牲者を出した中国が待ちかまえる。イスラエルを擁護する立場の米国には針のむしろだ。
オーストラリアなどとの拡大会議後に記者会見した議長国マレーシアのサイドハミド外相はレバノン情勢について、イスラエルの名指しは避けながらも「ASEAN外相は、特別声明で示した見解を強く主張した」と強調。「意味のない殺害と破壊を終えるために、すべての関係者に、停戦と、包括的で持続的な平和への取り組みを求める」と述べた。
ASEANは、25日まで開いた外相会議で「イスラエルによる一方的で無差別かつ過剰な武力行使を深く憂慮する」とする特別声明を採択。シンガポールなどが抵抗したが、イスラエルの国名を挙げて批判する厳しい姿勢を示している。
会場の外では、マレーシアの政治団体やNGOでつくる団体がライス長官の訪問に抗議する集会を開いた。約100人が集まり、「ライス帰れ」「レバノンでの戦争をやめろ」と叫んだ。参加者は「強硬路線で世界各地に衝突を起こしている」と批判した。
http://www.asahi.com/international/update/0727/009.html
@北朝鮮問題、28日に8カ国で外相会合(日経)
【クアラルンプール=丸谷浩史】日米中韓ロにカナダ、オーストラリア、マレーシアを加えた8カ国は27日、北朝鮮問題などを討議する外相会合を28日にクアラルンプールで開くことで合意した。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議への復帰を北朝鮮が拒否しているため、北朝鮮以外の6カ国協議参加国にカナダなどを加え、国際的な圧力を強化する。
6カ国協議の米首席代表を務めるヒル国務次官補が明らかにした。ライス米国務長官、麻生太郎外相らが参加する。議題は北東アジアの安全保障問題全体を取り扱うが、北朝鮮の核・ミサイル問題が中心になる見通し。8カ国会合は今回だけの開催とみられる。 (02:11)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060727AT2M2703027072006.html
@米国務長官、心は中東にあり(産経)
【クアラルンプール=岩田智雄】ライス米国務長官は27日、東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議後の記者会見で、緊迫するレバノン情勢の協議のために、28日のASEAN地域フォーラム(ARF)閣僚会議終了後、ただちに中東に戻る考えを示し、すでに「心ここにあらず」の心境をうかがわせた。
ライス長官は「中東に喜んで戻る用意はいつでもできている。イスラエルやレバノン、パレスチナの罪のない市民が死亡していることを懸念している」と強調した。
長官はイスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘について、「即時停戦」ではなく「持続的な停戦」を求める考えを改めて主張。米国としては人道的立場からレバノンに緊急人道支援を行う用意があることを明らかにした。
http://www.sankei.co.jp/news/060727/kok116.htm
(07/27 23:50)
同じ事実でも、こんなにも報道の内容が変わるんですね。
僕が気になるのは、ASEAN外相会議でイスラエルを名指しする声明が出され、
「意味のない殺害と破壊を終えるために、すべての関係者に、停戦と、包括的で持続的な平和への取り組みを求める」という声明に、ライスも署名したらしいという朝日の記事ですね。