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(回答先: 仙台新生児誘拐 手口と酷似した推理小説 計画の参考に?(毎日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 11 日 21:04:12)
livedoorニュースからhttp://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1628289/detail?rdより引用
根本容疑者犯行手口 推理小説マネた!? 仙台新生児誘拐 「99%の誘拐」と類似点
仙台の新生児誘拐事件で、逮捕された衣料品販売業・根本信安容疑者(54)が火事の発生を装い、子どもをさらった手口などがよく似ている推理小説があることが12日、分かった。身代金受け渡し交渉などほかにも類似点がみられ、仙台東署捜査本部は、根本容疑者が犯行計画を立てる参考にした可能性もあるとみて調べている。また犯行に使用した車は自分の車を車検に出した際の代車で、車検代金を支払っていなかったことも関係者の話で分かった。
1通目の脅迫文が、自らの逮捕後に届くという間の悪さぶりを露呈した根本容疑者だったが、犯行計画を立てる際に推理小説の名作を参考にした可能性が浮上した。
影響されたと思われる小説は、1988年に刊行された岡嶋二人(ふたり)さん著の「99%の誘拐」。翌89年には、第10回吉川英治文学新人賞を受賞したベストセラーだ。
“岡嶋二人”は、現在は解消しているものの、日本では珍しいコンビの推理作家のペンネームで、井上泉(現井上夢人)さん、徳山諄一(じゅんいち)さんの2人が執筆している。主な著作として、江戸川乱歩賞を受賞したデビュー作「焦茶色のパステル」や、「チョコレートゲーム」(日本推理作家協会賞長編部門を受賞)などがある。
作中では、母親が幼稚園児の息子と自宅を出た直後、通り掛かりの男が親子の自宅を指さしながら「火事だ!」と叫び、母親が自宅に駆け戻るすきに息子をさらう場面が描かれている。根本容疑者も「火事だ!」と叫んで病室に侵入。小説と同様、そばにいた母親は誘拐後に事件と気付いた。
また、根本容疑者は、身代金受け渡し交渉の際、次々と指示を出しながら電車やタクシーなどを乗り継がせたが、小説でも犯人は新幹線や電車などの交通機関を乗り換えさせていた。仙台市内の高速道路も舞台として登場している。脅迫文に片仮名を多用している点も共通している。
事件との関連について、講談社文庫出版部は「著者はデリケートになっており、コメントできる状況ではない」としている。
2006年01月13日08時15分