★阿修羅♪ > 日本の事件18 > 664.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 推理小説気取る犯行 謎めいた要求次々 仙台・乳児誘拐(河北新報) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 10 日 00:22:17)
仙台新生児誘拐 手口と酷似した推理小説 計画の参考に?
根本容疑者が手口を参考にした可能性がある「99%の誘拐」(毎日新聞)17時25分更新
Yahoo!ニュースから
写真はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000015-maip-soci.view-000より、
記事はhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000015-maip-sociより引用
仙台新生児誘拐 手口と酷似した推理小説 計画の参考に?
仙台市の乳児誘拐事件で、身代金目的誘拐容疑で逮捕・送検された宮城県七ケ浜町東宮浜御林、衣料品販売業、根本信安容疑者(54)が使った手口と酷似した内容の推理小説があることが、宮城県警仙台東署捜査本部の調べでわかった。根本容疑者が小説を参考に計画した可能性もあるとみて関連を調べる。
小説は岡嶋二人(ふたり)さん著「99%の誘拐」(講談社文庫)。発煙筒と「火事だ!」の叫び声で親の注意をひき、幼稚園児を誘拐して5000万円の身代金を要求する−−という内容。根本容疑者は仙台市宮城野区の「光ケ丘スペルマン病院」(志村早苗院長)で、スプレー缶のようなものを掲げて看護師を威嚇。入院中の山田弓美さん(23)を「火事だ」という叫びで驚かせ、長男柊羽(しゅう)ちゃん(生後11日)を連れ去った。
また、根本容疑者が書いた脅迫文は漢字と片仮名で書かれていたが、小説に登場する脅迫文も片仮名書き。根本容疑者は公衆電話から志村院長に電話し、電車でJR石巻駅へ向かわせた上、タクシーで三陸自動車道を走らせたが、小説でも犯人は電話などで新幹線や電車への乗り換えを次々に指示。仙台市内の高速道路も舞台となっている。
さらに、柊羽ちゃんは同市内の別の病院施設に置き去りにされたが、小説では犯行から数日後、幼稚園児を誘拐とほぼ同じ時刻に幼稚園の前で解放していた。
小説は88年刊行。04年に講談社で文庫化され、ベストセラーになった。【伊藤絵理子、棚部秀行】
◇別の脅迫状を院長あてに郵送 根本容疑者
一方、この事件で根本信安容疑者(54)は、新聞販売店で見つかった脅迫文の前に、志村早苗院長あてに1通目の脅迫状を郵送していたとみられることが11日わかった。切手が張られておらず、住所も不正確だったため病院に届くのが遅れたらしい。捜査本部は脅迫状を入手し、内容の分析を急いでいる。
捜査本部などによると、1通目は根本容疑者が逮捕された翌日の9日に同病院に届いた。柊羽ちゃんが連れ去られた日の翌7日未明に病院近くの新聞販売店の玄関に封筒に入れて張られていた脅迫文同様、手書きで筆跡も酷似していたという。
新聞販売店で見つかった脅迫文も志村院長あてで「コレハ知ッテノトオリ 2通目ノ手紙ニナル」「1通目ハ目ヲ通シテイルハズダ」と記されていたが、病院側は「心当たりがない」としていた。
(毎日新聞) - 1月11日17時25分更新