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死は経験できます。
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/204.html
投稿者 デラシネ 日時 2005 年 10 月 23 日 13:04:02: uiUTTMWMO8Vq6
 

(回答先: ヒトは「自分の死」を他者の「死」を通して「想像すること」しかできない 投稿者 鉄人 日時 2005 年 10 月 23 日 07:45:08)

鉄人さんどうもです。
「死は経験できない」というお言葉にピンときたので、簡単にレスします。
死は誰にでも経験できます。

小生はこちらで、「人がいたずらに死を恐れる理由は、それが『経験できないこと』だからだと思う。」と申しました。
http://asyura2.com/0510/idletalk15/msg/339.html
矛盾するようですが、これについて少し説明させてください。

ついさっき別な板に投稿した中に、以下のサイトを貼り付けました。
http://www.geocities.jp/noboish/case/kakuseisiko.htm
この中にある、B認識というものにご注目ください。

この「B認識」なのですが、これには実に驚くべき「共通性」があるのです。
即ちこの「B認識」というものを経験した人間というのが、マズローのいう「自己実現(超越)」に達した人間、臨死体験者、そして「至高体験者」です。
さらにまた、これにつての説明を始めるとキリがなくなるので後にしますが、現代物理学の最先端に位置する量子力学を研究する、これまた最先端の科学者が口を揃えて展開する世界が、まさにこの「B認識」の世界なのです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309906079/249-7118858-9804363

小生は自己実現に至るなどには程遠い凡人ですが、幸いなるかな「至高体験」がある。
淡雪のようにたまさかなる経験でしたが、それでも確実にこの「B認識」を体験しました。
小生が垣間見た、あの「B認識」の世界というのは凄まじい感動が伴い、とても言葉で表現できるものではありません。
まあ、「言葉に表せない」とことわった上で長々と続けても退屈させてしまうので、先を急ぎます。

あの体験のあと、小生はそれは必死で自己洞察に努めました。
もう一度でいいから、あの「B認識」の世界を体験したかったのです。
「もう一度体験できるなら、死んでもいい」と本気で思いました。
何日も何日もそう願い続けていた或る日、ふと「頭の中にあったドア」が開いたような気がしたのです。
偶然かどうか知らねども、突然、心の中にわだかまっていた謎が、言語化できてしまったのですね。
「で・け・た!」と叫んで、一人で舞い上がった記憶があります。

それは、生=死 です。

何のことやわからんかもしれません。
しかしこのことに気づいた小生は、鼻血が出るほど興奮しました。
そして臨死体験者がなぜ「死を恐れなくなるのか」が、一挙に理解できました。

生=死 とは、どういうことか?
これ以上のことを不特定多数の人々に説明するのは無理なんですが(なんせ「B認識」の世界のことなんで・・)、要は我々が「生」とか「死」とか呼んでいることは概念でしかなく、魂のレベルにおいては「生も死もない」のです。
だから厳密に言ってしまえば、このタイトルにつけた「死は体験できます」というのは嘘ということになりますが、同時にまた「死は体験できる」のです。
「生=死」ですから、そもそも我々がこうやって肉体を持って生きていることじたいが「死を体験している」ことになるのです。

鉄人さんもぜひ一度、「B認識」の世界を覗いてみてください。
どうすれば覗けるのか小生にはわかりませんが、「B認識」という素晴らしい世界があることを強く意識に刻みつけておけば、あんがい誰にでも体験できることなのかもしれません。
もしかしたら神様か誰かがいて、彼に「こ奴には一度、B認識を体験させてやったほうがいいかも」と思わしめればシメたものなのかもしれない。

最後になりますが、スタニスラフ・グロフは至高体験を求めてLSDまで使用したようですが、それは絶対にペケです。
どうも当時はLSDの人体への毒性が認知されておらず、それで彼は助かったようです。
「毒である」という認識がなければ、ホントに「毒にならなかった」ようです。(爆)
http://www.geocities.jp/humuluslu/SpiralDinamics3.html

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