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□男性優位の仏政界に波紋…大物2女性が大統領選に意欲 [読売新聞]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/world/france.html?d=30yomiuri20050929i216&cat=35&typ=t
男性優位の仏政界に波紋…大物2女性が大統領選に意欲 (読売新聞)
【パリ=島崎雅夫】フランスで、左右両陣営の2人の有力女性政治家が2007年の仏大統領選に出馬する意欲を示し、男性優位の仏政界に波紋を広げている。
この2人は、保守与党・民衆運動連合(UMP)のミシェル・アリヨマリ国防相(59)と、最大野党・社会党のオランド第1書記の夫人で、環境、家族相を務めたセゴレーヌ・ロワイヤル氏(52)。
アリヨマリ国防相は25日付の日曜紙「ジュルナル・デュ・ディマンシュ」との会見で、「トップの役割を果たす意思はある。大統領選論議にも参加する」と宣言。ロワイヤル元環境相も22日発行の週刊誌「パリ・マッチ」で、「社会党に要請されるなら大統領選で戦う。保守の与党候補に勝つ自信はある」と断言した。
仏ではこれまで、共産党や極左の女性幹部が候補者になったことはあるが、2大政党の有力女性政治家が同時に出馬に意欲を示したのは初めて。アリヨマリ国防相は今年6月の組閣で首相候補の1人になった党内実力者、ロワイヤル元環境相も社会党内ではジャック・ラング元文化相に次ぐ人気を誇っており、女性の政治進出が遅れる仏政界(国民議会=下院の女性議員の割合は12%で世界74位)に衝撃を与えている。
保守陣営はシラク大統領の後継をめぐって、ドビルパン首相とサルコジ内相が激しく争っている最中で、アリヨマリ国防相の突然の出馬への動きに多くの議員はとまどいを隠せない。社会党陣営からも、有力大統領候補の1人ファビウス元首相が「子供の面倒は誰が見るのか」と語ったほか、「美人コンテストではない」など動揺ぶりを示す声がでている。
[ 2005年9月30日0時10分 ]