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http://www.asahi.com/business/update/0829/105.html
九電プルサーマル計画は「妥当」 原子力安全委が答申
2005年08月29日19時23分
原子力安全委員会(松浦祥次郎委員長)は29日、九州電力が玄海原発(佐賀県玄海町)3号機で導入を目指しているプルサーマル計画について「安全性は妥当である」とし、経済産業省原子力安全・保安院の1次安全審査を認める2次審査結果をまとめ、中川経産相に答申した。経産相は近く許可を出す方針。九電は地元の了解を得たうえで、2010年度までの実施を目指して、準備に入る。
プルサーマル計画は、原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、ウランと混ぜた混合酸化物(MOX)燃料を作って通常の原発で利用する計画。
関西電力の高浜3、4号機、東京電力の福島第一3号機と柏崎刈羽3号機の計4基がすでに安全審査をパスしている。だが、関電は英国業者による燃料データ捏造(ねつぞう)や美浜原発の事故、東電はトラブル隠しの不祥事が相次ぎ、実施の見通しが立っていない。このため玄海3号機が「一番手」になる可能性が高くなった。
MOX燃料にはプルトニウムが多く含まれ、原子炉の制御が難しくなる。九電は、海外から搬送してきたMOX燃料を玄海原発3号機で使うため、国に設置変更許可を申請。安全委は、同じタイプの高浜原発で妥当性を確認していたが、現地調査などを重ね、審査を進めていた。
国が進める核燃料サイクルにとって、高速増殖炉の実現性がはっきりしない現段階では、プルサーマル計画がプルトニウム利用の重要な手段と位置づけられている。電気事業連合会は10年度までに、全国の16基から18基で実施を計画している。
http://www.asahi.com/business/update/0830/128.html
原子力委員会も「妥当」と判断 九電プルサーマル計画
2005年08月30日19時58分
原子力委員会は30日、九州電力の玄海原発プルサーマル計画について、プルトニウムとウランの混合燃料が平和利用以外に使われることはないことが確認されたとして、「計画は妥当」と中川経済産業相に答申した。
原子力安全委員会も29日に安全性の観点から妥当と判断している。両委員会の答申を受けて、経産相は近く、文部科学相の同意を得た上で許可を出す見通しだ。今後は、計画実施に同意が必要な地元の佐賀県と玄海町の対応が焦点になる。
原子力委員会は、原子力の研究や開発、利用に関する長期計画の策定をはじめ、原子力政策の基本的枠組みを決めている。
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