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(回答先: 拉致報道での欠如 投稿者 ミネルヴァの梟 日時 2005 年 3 月 26 日 08:47:07)
ホリエモン騒動をワイドショーで取り上げるとき、とくにテレビ朝日がそうなのだが、必ずと言っていいほど、報道の公共性、一次情報取得や調査報道の重要性を並べたて、ホリエモンがそうした報道やメディについて無知であることを叫ぶコメンテーターがいる。
しかし、既存の報道メディアがそんなにえらそうなことを言えるのかどうか。
今回の遺骨鑑定報道についても、「「日本法医学の成果を高めた快挙」だと自画自賛する報道に終始」しただけで、「「ネイチャー」はこれに関連し「日本の法医学専門家は火葬された遺骨の分析経験があまりない」」としたことをきちんと報道したところなど、小生の知る限り、ない。
ましてや、帝京大医学部法医学教室吉井富夫講師の栄転を報じるところなど、皆無だろう。
かつての久米裕のいた報道ステーションなら報じたかも知れないが。
結局、有力政治家(小泉、安倍、竹中)、宗教、官僚、そしてスポンサーには無力なのだ。タブーといってもいいかも知れない。
第三の公共事業化しているBSデジタル、地上波デジタル問題も同様だ。
反撃される恐れのない対象のみ、公共の電波を使う報道の使命が貫徹されるのだ。
今朝のTVで報じられていたが、フジテレビは対敵対買収対策として、多くの優良企業に安定株主としてフジテレビの株を保有することを呼びかけたという。
これで、フジテレビにはさらに有力なタブー対象が増えることになる。
ホリエモンが登場しなくとも、TVは自らの手で、自らの首を締め上げようとしている。