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(回答先: Re: 帝京大医学部法医学教室吉井富夫講師の口封じか。 投稿者 南青山 日時 2005 年 3 月 26 日 08:07:49)
http://plaza.rakuten.co.jp/tsuruwonya/diary/200503110000/
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よれよれ酔眼ねちねち日記
March 11, 2005
拉致報道での欠如 「韓国!(15302)」 [ カテゴリ未分類 ]
日本のメディアではまだ目にしていないのだが、韓国メディアや朝鮮総連など、しきりに報道している記事がある。
内容は次のようなもの。
(引用開始)聯合ニュース
英科学専門誌「ネイチャー」オンライン版(www.nature.com)が先月配信した報道によって、日本人拉致被害者横田めぐみの遺骨鑑定をめぐる信頼性がさかんに論議されている。「ネイチャー」は遺骨を鑑定した帝京大学の関係者の話を引用しながら、「彼は分析結果が確定的なものではなく、遺骨のサンプルが汚染された可能性があることを認めた」「だれかの汗や皮脂がまぎれることもあると話した」と報道した。
このような問題点は1月23日北が備忘録を通じて反論した直後、国内の法医学専門家がすでに指摘した内容である。ソウル大学イ・ジョンビン医大教授、国立科学捜査研究所パク・キウォン遺伝子研究室長、最高検察庁のイ・スンファン遺伝子分析室長ら、遺伝子鑑定には見識のある法医学の専門家たちである。
3人は今年1月、日本側の遺骨鑑定結果について一様に、イ)1200度の高温で火葬された遺骨からDNAの検出は事実上不可能、ロ)仮にDNAが検出されたとしても分析の過程で外部の他の物質によって汚染された結果であるという分析を示した。
イ教授は、1994年の「至尊派事件」で焼却された死体の骨からDNAを抽出し死亡者の身元確認に成功して、この分野で最高の権威を認められている。イ教授は北の備忘録を検討した後「北側の主張にも一理がある」と評価した。また、「私も火葬で粉となった遺骨のDNA鑑定を何度も試みたが1件も成功しなかった」と語った。
パク室長は帝京大が使用したミトコンドリアDNA分析法がもつ根本的な問題点を取り上げた。「ミトコンドリアDNAを使って分析をするところは多くなく極めて敏感な実験であり同じサンプルをもってしても方法によって結果が変わりうる」と分析方法の盲点を指摘した。
特に2002年大邱で発生した地下鉄火災事件の当時、炎上した遺骨の身元確認作業にあたったリ室長も「高温で完全に白骨化した骨からDNAを抽出、分析に成功したという論文は今まで見たことがない」と日本の遺骨鑑定結果に懐疑的な反応を見せた。「大邱の地下鉄惨事でも完全に燃えてしまった犠牲者の骨からDNA鑑定をすることには失敗した」と語った。当時事故現場で発見された死体6体については、いまだに家族が見つからないという。イ室長は11日、帝京大の研究チームが使用したと報道された遺伝子分析技法(nested PCR)について、「この方法は遺伝子を2回以上増幅させ分析をすることから増幅過程がくりかえされる度に正確さが欠けていくという短所がある」と指摘し、「したがって法医学専門家はこの方法による分析結果の信頼性を認定することに極めて保守的な立場をとっている」と話した。
韓国は大邱地下鉄火災事件のような大事故を通じて炎上した遺骨の鑑定に対する豊富なノウハウを蓄積してきた反面、日本は経験が浅いことで知られている。「ネイチャー」はこれに関連し「日本の法医学専門家は火葬された遺骨の分析経験があまりない」と明かした。
一方で日本のマスコミは、昨年12月横田めぐみの遺骨が偽物であるという日本政府の慎重さを欠いた発表をそのまま大きく報じ、「日本法医学の成果を高めた快挙」だと自画自賛する報道に終始したが、鑑定結果の問題点は指摘されなかった。
(引用終わり)
こんな内容なのだが、「韓国ではこんな感じで報じられている」ぐらい報道してもよかろうに、日本のメディアからは聞こえてこない。いくら家族会が怖くても、これぐらいは報道してもいいのでは。言論の多様性の観点からも必要だし、とりあえず北ではなく、ネイチャー誌というそれなりに世界的な雑誌が言っているものでもある。
Last updated March 11, 2005 15:11:23
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