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イスラエル・ニュース 3/22
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投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 22 日 18:54:03: ogcGl0q1DMbpk

(回答先: イスラエルのイラン攻撃はイラクと異なって中東大戦争から第三次世界大戦への導火線となるだろう (不動明王) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 22 日 17:23:15)


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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122

本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(20日)左派による撤退賛成デモは意外に低調
★(21日)プリムの祭の準備が各地で進行中
★(22日)シャロン首相がリクード反主流派と妥協
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2005年3月20日(日)
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*テルアビブで左派による撤退賛成デモ。しかし、参加者は1万人で数
万人が集まる撤退反対デモに比べて低調だったため、右派からは「国
民が撤退を支持していないことが明白になった」との意見も。(H,P)

*国防軍が内務省に、撤退予定の入植地への住民登録を制限するよう要
請。4月末の過越祭の後、軍はガザを軍事的立入禁止区域に指定する。
右派活動家がガザへの住民登録を進めているため。(H,P,I,7)

*予算案の通過期限を前に、シャロン首相は苦戦中。まずは委員会採決
で多数を確保しなければならないが、委員会の反主流派リクード議員
が反対の姿勢を崩していないため交渉は難航している。(H,P)

*EU幹部の代表団が来月にイスラエルを訪問する。パレスチナ人に対
する制限を緩和することを条件に、経済、文化面でEUとイスラエル
の関係を拡大すると、EU関係者は語った。(H)

*ガザ地区のハマス指導者ザハルが「パレスチナ議会の選挙に参加する
のは、オスロ合意を粉砕するためだ」と説明。武装解除と武装闘争は
放棄しない考えを示した。(P)

*大学の予算削減に反対して、大学生組合がストなどの抗議行動を実行
中。水曜日には各地の大学で大規模な集会が行われる。(H,P)

*航空写真の解析の結果、西岸地区の入植地で昨年夏から今年の初めに
かけて、かなりの建物が建築されていることが判明。(H)

*髄膜炎を起こすメニンゴコッカス菌に感染した子供が数人。感染が広
がる可能性があり、医療関係者は警戒を呼びかけている。(H)

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2005年3月21日(月)
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*2002年にサウジアラビアが提案した中東和平案の条件緩和を、ア
ラブリーグでヨルダンが提案へ。全占領地からの撤退を条件にアラブ
諸国とイスラエルが関係を正常化するとの内容。(H,P)

*米政府の中東担当者アブラムス氏とウェルチ氏が水曜にイスラエルと
パレスチナを訪問。4月10日にはシャロン首相が、その1週間後に
はアッバス議長が訪米することになっている。(H,P)

*日曜朝、ラマラ近郊でパトロールを行っていた兵士ら4人が銃撃に遭
い重軽傷を負った。パトロールは定期的に行われていたもの。(P,I,7)

*ツルカームの治安引渡し交渉が決着しないため、今日予定されていた
治安維持の引継ぎは延期に。テロ組織の巣窟となっている周囲の村の
扱いを巡り、意見が一致しないため。(H,P,I)

*右派のエイタム議員と家族がガザの入植地への転居を準備中。非暴力
的に撤退に抵抗するためだと、同議員は説明している。(H,P,7)

*ヘブロンの入植者がパレスチナ人に対する攻撃を強化していると警察
幹部が懸念を表明。パレスチナ人との紛争を激化させて騒乱状態を起
こし、ガザ撤退を妨害するのが狙いと見られている。(P)

*キリスト受難週の初めを告げる「棕櫚の日曜日」となった昨日、旧市
街で世界から集まったクリスチャンたちが棕櫚の枝を振り、イエスの
エルサレム入城を記念した。(I)

*金曜のプリムの祭に向け、各地でイベントの準備が進行中。最近はテ
ロを懸念して大きな行事が控えられていた。この祭は、旧約聖書のエ
ステル記にちなんだもので、仮装して騒ぐ風習がある。(H)

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2005年3月22日(火)
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*ツルカームの治安維持引継ぎが昨夜完了。周囲の村の治安管理につい
ては引き続き協議することになった。(H,P,I)

*エルサレムとマーレーアドミームの間に3500戸の住宅建設を行う
計画が進行中。東エルサレムがパレスチナから切り離される形になる
ため、自治政府から激しい反発が出ている。(P,H,I,7)

*国民投票にリクードが全員賛成する代わりに、予算案にも全員で賛成
するという妥協が、首相とリクード反主流派との間で成立。しかし、
国民投票が国会で認められる可能性は小さいと見られる。(H,P)

*激論があったリクードの委員会でシャロン首相は「我々は事実上は2
つの政党だ。次回の選挙は別に戦うだろう」と発言した。(H)

*保健予算の増額が閣議承認。首相は「経済回復の恩恵は、社会的弱者
にも及ぶべきである」と語り、予算増額の正当性を強調した。しかし、
カッツ農業相などから「人気取り政策」だとの批判も。(H,P)

*「占領と戦う権利はテロを含まない」と国連のアナン事務総長が警告。
意図的に非戦闘員を殺傷することにより大衆や組織を威嚇して行動を
変えさせる行為はテロだと語った。(P)

*アラブリーグでサウジアラビアの中東和平案を穏健に修正しようとし
たヨルダンの試みは失敗。ヨルダン国王は会議を欠席した。(H,P)

*ヤシン師とランティシの殺害から1周年を迎え、ハマスが各地で「殉
教者」を記念する行事を計画中。軍事パレードや集会が行われる。(P)

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 関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
  http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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[情報源略号表]
 P=エルサレム・ポスト  http://www.jpost.co.il/
 H=ハアレツ       http://www.haaretzdaily.com/
 7=アルツ7       http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
 ( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。

[転載・引用・再配布について]
 教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
 各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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