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現下の諸情勢と展望5
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イスラエルのイラン攻撃はイラクと異なって中東大戦争から第三次世界大戦への導火線となるだろう 投稿者: 不動明王 投稿日: 3月16日(水)00時20分7秒
米国がイスラエルを使ってイラン攻撃に対して、イラクのシー派とイランが同じシーア派であるから、イラクを更に敵に回して大混乱させるようなことはない、従って、イラン攻撃などは有り得ないという有識者が多いようだ。しかし、米国がイラン攻撃を画策するのも、何も核兵器製造阻止に向けたものでは無く、真の狙いはドル防衛と共に原油獲得にあると言えるだろう。
万一、米国またはイスラエルによるイラン攻撃が現実化すれば、外国の支援もなく米国による一方的なイラク攻撃の場合と異なって、イラン攻撃の場合は、背後のロシアや中国もイランに味方して行くであろうと思われる。既に、シリアやイランを巡って、ロシア、中国が連携を示し始めたようだ。またインドのイランに接近している状況だ。それにベネズエラもイラン支持を打ち出した。
目下、米国は欧州にイラン調停を委ねているが、これが失敗した頃をみはらかって、イラン攻撃を実行するであろう。某情報では、その時期は6月であるという。次第に、イランの背後にロシア、中国、欧州が付き、日米との対立構図が浮上して来るであろう。これはドルとユーロとの通貨戦争でもあり、また原油の争奪戦でもある。即ち、イラン攻撃は下手すれば、ロシアや中国、場合によっては欧州をも巻き込んで中東大戦争から第三次世界大戦への導火線となるだろう。それに北東アジアが連動していくと予測するものだ。
もっとも他方で、今や中東からロシアまで民主化の嵐が襲っていて、大平和到来の予兆すら感じさせられるが、これはロシアを暴発させる策謀ではないかとさえ思われる。何れにしても、中東和平から似非救世主の登場に向けたシナリオの前触れとして、大動乱を故意に演出していくのか、それとも既に制御不能に陥って、そのまま大動乱へと突き進んでいくのか予断を許さない情勢となってきたようだ。
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産経新聞紙2005年3月15日付け報道
イラン核施設攻撃を計画か
国際社会がイランの核開発計画を外交交渉で阻止できなかった場合に、イスラエルがイランの核施設への攻撃を計画していると英日曜紙サンデー・タイムズが十三日付で伝えた。イスラエルのシャロン首相と一部の閣僚が先月の会合で了承したとしている。
計画は米高官らとも協議され、米側は攻撃には賛成できないとしたものの、イスラエル治安筋は「イランが核開発を断念しなければ、米国も攻撃を容認するだろう」と語ったという。イスラエル軍は先月、実物大の模型施設を使って攻撃の模擬訓練を実施したとも伝えている。(ロンドン 藤山実)
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