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(回答先: Re: 遺骨問題 首藤議員が質問 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 3 月 22 日 09:45:57)
[AML 0439] Re: 横田めぐみさんの遺骨鑑定について
http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-February/000431.html
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上野さんが紹介してくださったNature2月3日号中の
「日本と朝鮮が拉致で衝突するなかDNA問題が火花」
と題するDavid Cyranoski氏の記事のうち「鑑定」に
関する部分の概要(翻訳)を紹介します。原文はNature誌
直接でしか読めないようです。(人名は漢字がわからない
ので仮名にさせていただきました)
このなかでよしいとみお氏(帝京大学)は自分の
鑑定は「決定的」なもとは言えないと言っています。
もしも日本政府がよしい氏の鑑定に基づいて遺骨は
横田めぐみさんのものでないと断定したのであれば
随分おかしな話だと思います。
野田
日本の指導的科学捜査専門家の一人である、帝京大学のよしいとみお氏
は彼が5個のサンプルからDNAを摘出できた理由はいくつかあると
言っている。それらのなかには、彼が、通常のPCRが一度だけDNA
を増幅するのに対し2度増幅するnested PCRという高度に敏感な
プロセスを用いたこと、また彼のオリジナルサンプルが他の実験室
よりいい品質のものであった可能性などが含まれている。彼は「各自が
独自のDNAサンプル処理法をもっている。標準化はない」と言っている。
日本では火葬された遺骨に対する法医学的研究はほとんどされてこな
かったし、よしい氏を含むほとんどの専門家はDNAが1200℃の
火葬を生き残ることはありそうにないと考えてきた。よしい氏は「私は
全く驚いた」と言っている。しかしDNAはそのような高熱にほんの
短時間さらされただけなら生き残り得た。信州大学の法医学専門家の
福島ひろふみ氏は「温度だけからは何も判断できない」と言っている。
それでもなお、火葬された遺骨に関して過去に経験のないよしい氏は
彼のテストが決定的なものでないこと、またサンプルが汚染された可能性
もあることを認めている。彼は「骨は何でも吸収できる堅いスポンジのような
ものである。それをあつかっていた誰かの汗や脂が染みこめば、どう処置
しようとそれらを除去することは不可能である」と言っている。
ここまで