現在地 HOME > 戦争68 > 594.html ★阿修羅♪ |
|
マラッカ海賊事件、日本人船長ら3人の無事確認
【ペナン(マレーシア北西部)=花田吉雄】マラッカ海峡で日本船籍のタグボート「韋駄天(いだてん)」が海賊の襲撃を受け井上信男船長(56)と黒田俊司機関長(50)、フィリピン人三等機関士の3人が拉致された事件で、ボートが所属する近藤海事(本社・北九州市若松区)関係者は20日夜(日本時間21日未明)ペナン州で記者会見し、「3人の安全は確保された」と発表した。
会見した同社のコンサルタント山本徳行さんによると、同日、近藤観司社長が井上船長から直接、電話を受けた。井上船長は、「元気です。無事でいます」と話していたという。3人の居場所は明らかにされなかったが、マレーシア国内にいると見られ、近藤社長は同夜、3人に会うため滞在先のホテルを出発した。
外務省の対策本部も21日未明、拉致された日本人ら3人の無事を近藤海事社長が確認した、と発表した。
外務省によると、現地の同省関係者も船長ら3人と直接電話で話し、無事を確認したという。
「韋駄天」は今月14日夜、インドネシア・バタム港からミャンマー沖合の油田採掘現場に運搬船をえい航して向かう途中、マレーシア・ペナン島沖で3隻の海賊船に襲撃された。
(読売新聞) - 3月21日1時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050320-00000012-yom-soci