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(回答先: マラッカ海賊事件、3人はタイ南部で保護 (読売新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 21 日 03:26:15)
「3人とも元気」韋駄天の船長が電話インタビュー (読売新聞)
【ペナン(マレーシア北西部)=花田吉雄】マラッカ海峡で日本船籍のタグボート「韋駄天(いだてん)」が海賊に拉致され、その後解放された井上信男船長(56)は21日、タイ南部サトゥーン市内のホテルで読売新聞の電話インタビューに応じ、拉致されたときの生々しい状況を語った。
◇
――(解放された)3人の健康状態は。
3人とも元気だ。けがなどしていない。
――拉致された状況は。
韋駄天から海賊の乗った漁船に移されたあと、5人グループに連れて行かれた。暗くなっていたのでわからないが、インドネシア海域のほうに移動したようだ。
――どんな所に連れて行かれたのか。
島の彼らのアジトに連れていかれた。周りはジャングルで、エビの養殖場もあった。番屋のようなところにも連れて行かれた。1か所にとどまるのではなく、7回ぐらい船に乗り転々とした。移動はもっぱら夜だった。あるアジトでは、ほかにも人質になっている人が複数いた。1人はインドネシア人のようだった。
――犯人像は。
英語をしゃべる人は1人もいなかった。お互い言葉が通じず、ときどき彼らがいらついて大声を出す場面もあった。
――待遇はどうだったか。
脅されたことも、危害を加えられたことはない。しばられたりもしなかった。ご飯は彼らと一緒に出されていたものを食べていた。
――解放された際の状況は。
漁船を5回乗り継いだ。拉致されたときのグループと違う別の仲間のグループの船に移し替えられた。しばらく乗っていると海賊らは、付近にいたタイの漁船を見つけて近づき、「こいつらをマレーシアに連れて行ってやれ」と言った。漁船の船長は「タイの船なのでマレーシア領海内に入れない」と言ったが、その船に乗るように言われた。その後きのう(20日)夕方ごろにタイの海上警察の船に保護されて上陸し、その後、警察から事情を聞かれた。
――拉致されていたときの気持ちは。
どこに移動しているのか状況がつかめず、この先どうなるのかという不安はあったが、3人で励まし合っていた。
――解放された気持ちは。
無事帰れて良かった。ほっとしている。今後も船には乗りたい。
[ 2005年3月21日11時53分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20050321it02_yomiuri