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ライス米国務長官が来日、牛肉輸入再開など協議へ
特別機で到着したライス米国務長官(18日夜、羽田空港で)
アジア歴訪中のライス米国務長官は18日夜、羽田空港に到着した。
19日に都内で講演を行った後、小泉首相、町村外相、大野防衛長官と個別に会談する。米国産牛肉の輸入再開問題、北朝鮮に関する6か国協議、在日米軍基地再編問題などを協議する見通しだ。
牛肉輸入再開問題について、ライス長官は19日の講演で「問題を解決するべき時がきた」と早期再開を強く迫る意向だ。米政府高官が同行記者団に明らかにした。また、同高官によると、ライス長官は日本政府が食品安全委員会を通し、輸入再開の前提となる全頭検査の緩和などの審議を続けていることに関連し、「科学に基づく世界基準というものがある。日本は貿易を危うくする例外主義をとるべきではない」と訴える考えだ。
これに対し、細田官房長官、町村外相、島村農相は18日に対応を協議し、輸入再開時期の提示をライス長官から求められても応じない方針を確認した。小泉首相は9日にブッシュ米大統領と電話会談した際、「再開時期は言えない」と明言。町村外相は、輸入再開の前提となる全頭検査の緩和などの審議が、食品安全委員会で精力的に行われていることをライス長官に説明し、理解を求める考えだ。
(読売新聞) - 3月19日1時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050318-00000312-yom-pol