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(回答先: 石油権益めぐり対立深まる マレーシア、インドネシア 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 3 月 08 日 21:53:56)
インドネシアとマレー 海底油田の石油鉱区めぐり対立
東南アジアのセレベス海にある海底油田の石油鉱区をめぐって、インドネシアとマレ
ーシアの権益争いが表面化し、双方が軍艦を現地に派遣して警備に当たらせるなど、対
立が深まっています。
インドネシアとマレーシアの双方が権益を主張しているのは、セレベス海の西部にあ
るアンバラット石油鉱区です。
この問題は、マレーシアの国営石油会社が先月十六日、国際石油資本にこの鉱区の探
査権を与えたことから表面化し、インドネシア側が現地に軍艦七隻を派遣したのに対し
、マレーシア側も軍艦二隻を派遣して、警備に当たらせるなど対立が深まっています。
この鉱区の北には、かつて両国が領有権を争ったシパダン島など二つの島があります
が、これについては、二〇〇二年に国際司法裁判所がマレーシアの領土と認定していま
す。
このため、マレーシアはその南にある石油鉱区もマレーシアに権益があると主張して
いますが、インドネシアは、自国の領海内にあると主張しています。
この問題をめぐって、インドネシアのユドヨノ大統領とマレーシアのアブドラ首相が
きのう(七日)電話で会談し、衝突を避け、平和的な解決を目指すことで合意しました
が、インドネシアでは反マレーシア感情が高まり、政府に断固とした行動をとるよう求
める声が国会などから出ており、今後も対立が続くものと見られます。
[2005-03-08-12:56]