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次期大使にボルトン氏  強硬派起用で国連を破壊!?(産経新聞)
http://www.asyura2.com/0502/war68/msg/183.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 08 日 17:12:04: ogcGl0q1DMbpk

(回答先: シオンとの架け橋 イスラエル・ニュース 3/8 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 08 日 14:49:51)

【夕刊キャスター】次期大使にボルトン氏
強硬派起用で国連を破壊!?


 ボルトン米国務次官を次期国連大使に指名したブッシュ大統領の意図をめぐって、さまざまな憶測がなされている。政権内の保守・強硬派として知られ、これまでもたびたび国連そのもの、アナン事務総長を批判してきた当の本人を国連に送り込もうというのだから、事務当局、各国代表との間に摩擦が生じるのではないかという懸念を巻き起こすのも当然だろう。「国連を破壊するのか」といった極端な警戒感も一部では聞かれる。

 そうした懸念や憶測は別として、日本の国連大使に駐米大使並みのベテラン外交官が任命されるのと同様、米国にとっても国連大使はやはり重要ポストだ。歴代米政権は共和党、民主党の別を問わず、国連に対しては、やや距離を置いた態度を取ってはきたものの、過去の大使の顔ぶれをみると、それなりの大物が起用されている。

 最近の例では、イラクに関する国連決議をめぐり活躍したネグロポンテ氏はその後、駐イラク大使を経て、鳴り物入りで新設された国家情報長官に指名されたばかりだ。

 古くは、一九七〇年代に中国の加盟をめぐって国連内で熱い議論が戦わされていたころの米国の大使は誰あろう、ブッシュ大統領の父親のブッシュ元大統領。

 時代の趨勢(すうせい)の中で、中国の加盟阻止、台湾の議席維持という米国の大義は敗れたとはいえ、ブッシュ大使の舌鋒(ぜっぽう)の鋭さ、議論上手は大いに注目され、その後の大統領への道を開いたといわれる。

 「国連破壊」かどうかはともかくとして、国連での議論が面白くなることだけは事実だろう。

(樫山幸夫=ワシントン支局長)
http://www.sankei.co.jp/news/evening/09int002.htm

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