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(回答先: ライス長官、18日に訪日 (東京新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 08 日 14:45:07)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(6日)シリアがレバノン駐留軍を撤退へ
★(7日)中東和平は女の力でと女性が訴え
★(8日)アラブ系市民がテロ組織を構築
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2005年3月6日(日)
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*シリアのアサド大統領が国会演説でレバノンから軍を撤退させる方針
を表明。撤退は段階的に行われるが、国境付近に軍を残す可能性を示
唆しているため、完全撤退ではないとの見方もある。(H,I)
*シャロム外相が土曜夜に米国へ出発。アナン事務総長と会談した後、
ワシントンでライス国務長官らと会談する予定になっている。(P)
*一方的分離の国民投票を要求するリクードの反主流派議員は予算案に
反対の姿勢を崩さず。シャロン首相は野党の協力で予算を通す構えで、
左翼政党やアラブ政党などと交渉中。(H,P)
*ヨルダン外相が、シリアのレバノン撤退と、イスラエルのゴラン高原
からの撤退を要請。両国に国連決議の遵守を求めた。(P)
*ファタハの若手幹部数十人が改革の遅れに抗議して一斉辞任。いずれ
もバルグティーなど若手幹部の影響下にある人物。ファタハ内部で新
旧世代間の軋轢が激化する兆候と見られている。(H,P)
*自治警察がヘブロン近郊で武装勢力拠点を摘発し、多数の武器や爆弾
を押収。この勢力は自治政府の車を燃やすなどしていた。今回の紛争
開始以来、自治警察が武装勢力拠点を摘発したのは初めて。(H)
*昨年末に米国のユダヤ人を対象に行われた意識調査で、イスラエルと
の親近感が最近2年間に急落していることが判明。インティファーダ
でイスラエルのイメージが悪化したためと見られている。(H)
*パレスチナから追放されてアイルランドにいるテロリストを、モサド
が暗殺しようとしたと、現地紙が報道。真偽は不明。(P)
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2005年3月7日(月)
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*資金洗浄疑惑で警察がハポアリーム銀行を捜索。24人の行員や元行
員が逮捕された。この銀行では様々なビジネスの不正資金を扱う工作
が、上司の了解のもとに行われていたもよう。(H,P)
*シャロン首相が4月12日に訪米へ。ブッシュ大統領と会談する。(H,
I)
*テルアビブでの自爆テロの後、シリアがイスラム聖戦とハマスの指導
者を追放したとの報道。事実とすれば、両派が現実的な和平路線に転
換するきっかけになるとの見方も出ている。(H,P)
*ヨルダン外相がイスラエルを訪問。エルサレムでシャロン首相と会談
し、観光と経済協力を促進することで一致した。(H,P,I)
*健康を害して入院中のワイツマン元大統領が危篤。81歳の元大統領
は2週間前からハイファのラムバン病院に入院していた。(P)
*イスラエルのガザ撤退後、ガザとエジプトの国境警備をエジプト軍に
任せる交渉は難航。双方の軍事関係者の間には不信感が強く、高度な
武器を配備するかどうかについて意見が一致していない。(H)
*入植地撤退作戦で国防軍の警備が手薄になる間を狙って、西岸地区の
各地に違法入植拠点を多数設置する動きが過激な入植者の間に出てい
る。国防軍幹部は懸念を表明した。(P)
*テルアビブにユダヤ人とアラブ人の女性500人が集まり平和会議。
自治政府の女性閣僚は「男を教える者はサルを教えられるが、女を教
えられる者は家族と社会を指導できる」とのアラブの格言を引き、平
和は女性主導で進めようと訴えた。(P)
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2005年3月8日(火)
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*ツルカームとエリコの治安維持を国防軍から自治警察に引き渡すため、
モファズ国防相とアッバス議長が今夜会談。会談が順調に進めば、ツ
ルカームの治安維持は直ちに自治政府に引き渡される。 (H,P,I)
*北部に住む20歳のアラブ系市民がテロ組織を作り、国会などの襲撃
を計画した容疑で逮捕。爆弾製造も試みていたもよう。(H,P)
*ヘブロンの父祖の墓に参拝するユダヤ人に対して銃撃があり、国境警
備隊員2人が負傷。犯人は逃走した。シャロン首相は攻撃を非難し、
ユダヤ人はあくまでヘブロンで礼拝を続けると語った。(H,P,I)
*自治区とゴラン高原からイスラエルが撤退するなら、アラブ諸国もイ
スラエルとの平和を約束すべきだと、ヨルダンのアブドラ国王が語っ
た。2002年にアラブリーグでなされた宣言と同内容。(H,P)
*レバノンに駐留するシリア軍が、部分的に東への移動を開始。しかし、
レバノン市民の間でシリアに対する不信は根強く、ベイルートでは数
万人が「シリアは出て行け」などと叫んでデモを行った。(H)
*エイランド国家治安顧問が、ガザ撤退の前に入植地周辺の都市を国防
軍が再占領すべきだとの見解を表明。もし、撤退作戦実施中にパレス
チナから攻撃を受けると大混乱になるため。(P)
*自治区内で治安部隊間の抗争や武装勢力による暴力事件が多発。この
ままでは無政府状態になると、自治政府幹部が懸念を表明した。(P)
*反ユダヤ的発言を繰り返しているロンドンのリビングストン市長が、
舌鋒を激化。シャロン首相は「戦争犯罪人」だと非難した。(P,H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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