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(回答先: 傭兵達の棲む所=イラクで重装備をした傭兵契約者がイラクの一般市民に残虐行為を働いて 投稿者 木田貴常 日時 2005 年 2 月 27 日 23:12:40)
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_\\|//_ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(20日)レバノンの野党勢力が反シリア闘争を宣言
★(21日)入植地撤退と防護壁ルート変更を閣議決定
★(22日)パレスチナ人政治犯釈放、初回は500人
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2005年2月20日(日)
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*今日の閣議で入植地撤退と防護壁の新ルートを同時に審議へ。ネタニ
ヤフ蔵相は入植地撤退に反対するものと見られるが、すでに多数の閣
僚が賛成の意向を示しており閣議通過は確実視されている。(H,P,I)
*レバノンではハリリ元大統領の暗殺に怒った野党勢力がシリア軍と親
シリア勢力追放のため「インティファーダ」を開始すると宣言。ヒズ
ボラは内戦を避けるため平静を呼びかけた。(H,P)
*モファズ国防相と自治政府の治安担当ダーラン氏が、西岸地区からの
国防軍撤退に伴う各都市の治安維持引継ぎを電話で協議。最初の対象
地区はエリコかツルカームになる見込み。(H)
*モサドの工作員がニュージーランドで活動していたことに対して、イ
スラエルが謝罪へ。1年前に発覚したこの事件では2名の工作員が逮
捕され、両国の関係は冷え込んでいた。(H)
*イスラエルはガザ撤退と同時にエジプトとの国境地帯からも撤退すべ
きだと自治政府のダーラン氏が発言。ガザとエジプトの境にある狭い
イスラエル管理区域は激しい戦闘の舞台になっている。(P)
*アルアクサ殉教団がファタハに対して改革を要請する書簡。腐敗幹部
を追放しないなら「独自の方法で対処」すると脅している。(H)
*アメリカでの世論調査でイスラエルに好意的な人が69%。パレスチ
ナに好意的な人は27%だった。昨年の同時期よりもイスラエル支持
が10%ほど増えている。(P)
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2005年2月21日(月)
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*昨日の閣議で入植地撤退が17対5の圧倒的多数の賛成で可決。撤退
は7月20日から。シャロン首相は「私にとっては難しい決断だった
が、イスラエルの将来にとっては不可欠」と語った。(H,P,I,7)
*同時に審議されたエルサレム周辺の防護壁のルート変更は20対1で
可決。新ルートはマーレーアドミームなどエルサレム近郊の入植地を
取り込むため、パレスチナ側から反発が出ている。(H,P,I,7)
*自治政府のアッバス議長は、入植地撤退が可決されたことを歓迎する
考えを表明。撤退作戦の途中にパレスチナからの攻撃が無いようにす
るため、十分な警備を行うことを約束した。(H,P)
*シンベトのディヒター長官が、防護壁の新ルートに懸念を表明。イス
ラエル−テルアビブ間の近道としてよく用いられる443号線が銃撃
を受ける危険性が高まるため。(H)
*ヨルダンから新任のイスラエル駐在大使バクヒト氏がテルアビブに到
着。ヨルダンは紛争開始以来、大使を召還したままだった。エジプト
も新任の大使を任命し、近日中にイスラエルに派遣する。(H,P)
*81歳のワイツマン元大統領が肺炎で入院中。かなり重症で緊急治療
室に収容されているが、容体は安定しているという。(H,P)
*ラファで武器密輸トンネルの摘発作戦を行っていた自治警察官が、ト
ンネルの崩落で死亡。他の警察官は無事に救出された。(H,P)
*ドルーズ人の襲撃で破壊されたガリラヤのクリスチャンの町で、カト
リックなどクリスチャンの指導者が連帯を示す礼拝。サムビ師は平常
な暮らしが早く戻るようにとの願いを表明した。(P)
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2005年2月22日(火)
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*ブッシュ大統領がベルギーで演説。中東和平におけるEUとの連携を
強化する方針を表明した。また、自治政府の改革を求めると同時に、
イスラエルに対しても入植活動を中止するよう要請した。(H,P,I)
*イスラエルは昨日、500人のパレスチナ人政治犯を釈放。従来の釈
放とは違い、今回は刑期途中の政治犯が大半を占める。近日中に、さ
らに400人の政治犯が釈放される予定。(H,P,I,7)
*パレスチナ議会がクレイ首相の提案した新内閣の承認を拒否。首相案
は4人の新閣僚を入れたが、残りは腐敗した旧閣僚で占められていた
ため、激しい反発を受けた。(H,P)
*左翼政党のアムエハドと、労働党の合併が成立。(P)
*ワイスグラス官房長官が、入植者の大半が自主退去に応じるとの楽観
的な見方を表明。入植者に対する移転補償は十分であり、入植者は政
府に感謝するだろうと語った。(H)
*閣議での入植地撤退決議を受け、入植者組合が対策会議。10万人規
模の右派活動家を入植地に集めて抵抗することが検討された。(H)
*警察が入植地撤退作戦の詳細を検討中。撤退作戦の数日前から入植地
周辺に数千人の警官を配備して封鎖を行い、右派活動家の現地入りを
阻止する方策が検討されている。(H,I)
*イスラエルでの自爆テロに向かう若者を描いたパレスチナ人監督の映
画「パラダイス・ナウ」が、ベルリン映画祭で入賞。自爆の瞬間で映
画が終わり、被害者が映らないことに批判が出ている。(H,P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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