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(回答先: シオンとの架け橋 イスラエル・ニュース 2/22 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 28 日 02:01:44)
イスラエル、自治区5都市の治安権限返還を凍結 武装組織解体へ圧力
【カイロ=加納洋人】二十五日にイスラエルの商業都市テルアビブで発生した自爆テロ事件を受け、シャロン首相は二十七日、パレスチナ自治政府が武装組織解体のため断固とした措置を取らない限り、外交交渉の進展はないと警告した。イスラエルは、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区五都市の治安権限の返還を当面凍結することも決定した。
シャロン首相は二十七日の定例閣議で、今回のテロは、パレスチナのイスラム原理主義組織イスラム聖戦の犯行と明言し、「自治政府が強力な対策を取れるかが試されている」と述べ、自治政府のアッバス議長に、武装組織解体を強く迫った。
同事件に関しては、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが二十六日、実行犯のアブドラ・バドラン容疑者(21)とされる人物の映像を放映。同容疑者はイスラム聖戦名の声明文を読み上げた。シリアに拠点を置くイスラム聖戦幹部も同日、犯行を認める声明を出していた。
こうした中、イスラエルは、事件にシリアが関与しているとして対シリア批判を強めている。イスラエルのモファズ国防相は二十六日、今回の事件は、シリアの首都ダマスカスに拠点を置くイスラム聖戦幹部の指示による犯行だと発言、「シリアはテロ組織を擁護してテロを促し、和平プロセスと地域の安定を脅かしている」と強く非難した。
これに対し、シリア外務省は同日、事件への関与を否定し、ダマスカスのイスラム聖戦事務所は閉鎖させたと応じた。
しかし、AP通信によると、イスラエルのボイム国防次官は、ダマスカスからの指示によるテロを停止させる方法がない場合、イスラエルがシリアを攻撃する可能性があると警告した。イスラエル軍は二〇〇〇年十月、ダマスカス郊外のイスラム聖戦の拠点を攻撃しており、再空爆を視野に入れた発言とみられる。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/28int003.htm