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(回答先: カナダ首相:ミサイル防衛構想参加せず 対米関係再悪化か (毎日新聞) 投稿者 彗星 日時 2005 年 2 月 25 日 13:09:58)
カナダ、ミサイル防衛に参加せず マーティン首相が表明
カナダのマーティン首相は24日、ブッシュ米政権が推進する北米の「ミサイル防衛(MD)構想に参加しない」と表明した。米国と共同防衛体制をとるカナダにとってMD参加は「選択の余地がない」(カナダ国防省筋)と見られていたが、国民の間に反対論が強いことを考慮したようだ。この決定は米国にとって、相次ぐミサイル迎撃実験の失敗に加え、新たな痛手となる。
カナダからの報道によると、マーティン氏はオタワで記者団に、MDには参加しないものの「米国との緊密な協力関係は維持する」と述べた。不参加の決定は、すでにワシントンに伝えてあるという。
03年12月に首相に就任したマーティン氏は、クレティエン前政権時にきしみを生じていた対米関係の改善を最優先事項の一つに掲げ、MDでも参加推進派と見られていた。首相選挙に出るまでは支持を公言してもいた。しかし、昨年6月の総選挙でマーティン氏の率いる自由党が過半数を割り、次の選挙をにらんで、MD参加に反対が7〜8割を占める世論に配慮せざるを得なくなったようだ。
カナダは米国と共同防衛協定を結び、米コロラド州にある北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)がカナダの防空を受け持つ。このため、安全保障の専門家の間では「すでに事実上参加しているようなもの。正式表明は時間の問題」(カールトン大学のデービッド・カーメント準教授)という見方が支配的だった。
(02/25 12:46)
http://www.asahi.com/international/update/0225/005.html