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(回答先: カナダ、ミサイル防衛に参加せず マーティン首相が表明 (asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2005 年 2 月 25 日 13:14:12)
02/26 15:49 カナダ、国防で米と一線 「同盟」不変と判断
【ニューヨーク26日共同】カナダのマーティン首相は、ブッシ
ュ米大統領が強く参加を求めていたミサイル防衛構想に参加しない
考えを二十四日表明、軍事・国防分野で米国と一線を画す姿勢を示
した。
イラク戦争など米国の軍事政策がカナダ国民に支持されていない
ことに加え、既に弾道ミサイルに関する情報共有では米国と合意し
ており、構想に参加しなくても米国との「同盟関係」に大きな影響
は出ないとの読みが背景にある。
しかし、同構想に要する経費負担など向かい風にさらされるブッ
シュ政権にとって、隣国の「拒絶」は痛手だ。カナダのイラク戦争
への不参加で冷却化した関係がさらにぎくしゃくする可能性が大き
い。
カナダと米国は昨年、北米大陸に向かう弾道ミサイルの早期警戒
システムの入手データを、共同防空組織である北米航空宇宙防衛司
令部(NORAD)と米北方軍が共有化することで合意。議会から
は米主導のミサイル防衛構想に「カナダは半分足を突っ込んでいる
」との声が出ていた。
結局、マーティン首相は「国境・沿岸警備の強化が弾道ミサイル
防衛よりも必要」と述べ、ミサイル防衛システムの構築・運営に参
加しないことを決定。一方で、米国と緊密な関係を続けるとも強調
したが、昨年十二月の首脳会談でカナダの参加を強く求めたブッシ
ュ大統領にとっては「ぶしつけな拒絶」(ワシントン・ポスト紙)
となった。
さらに首相は二十五日、米国が発射するミサイルがカナダ上空を
通過する場合はカナダの事前了解が必要と発言。米政権を一層刺激
する懸念も指摘されている。
20050226 1549
[2005-02-26-15:49]