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(回答先: お邪魔します。日本人の「右に倣え」的な集団行動は、殆どの場合、間違った選択をします。 投稿者 新世紀人 日時 2005 年 2 月 11 日 12:26:43)
一体いつから日本人は権力者と自己を同一化するNHK史観にはまったのだろう。治安維持法がよっぽど効いたみたいだ。近代以前の日本人は自分達の事は自分達で決めてきた。武士でない者まで「日本人は武士である」みたいな考えではなく、武士とは対決してきたんだ。
ところが、明治になって徴兵制が敷かれ、昭和になって靖国招魂祭がNHKでガンガン流され、「日本人はサムライである」なんていかめしい考えが農民や町人の家柄の者にまで広がっていった。舟遊びばっかりしやった公家の方や坊さんにまで一応広がったと言える。庶民には庶民のサムライとは違う歴史があったのに、忘れちゃったのね?
日本人はここで一つ立ち止まるべきだろう。日本人は忙しい忙しいというが、過労死するほど働く労働のうち、どれだけが社会にとって必要なのだろう?紙を右から右へ回し、金属の塊をいじり、一日中ストップウォッチで監視され、焦りながらモノを運ぶ。このままじゃ地球があぶない。ひょっとしたら、綺麗なオフィスで働いている、その実態はゴミを漁るスラム街の人となんら変わりないのかも知れない。
本当にその労働は必要ですか?本当に24時間営業は必要ですか?
かつての特攻隊の若者は逃れられない運命の中で多くが戦死した。しかし、今のサラリーマンは戦死しちゃダメですよね。仕事で死ぬくらいなら、逃げなくては!逃げても、もう今の日本には特高も憲兵もいない。近所のおばさんから非国民とも言われない。企業言いなり組合は日本人の答えではない。日本人は過労死のない、もう一つの日本の労働のあり方をつくらねばならないのだろう。それが全てにつながるのだろう。自民党、民主党、共産党と言った従来の政党を超える文明そのもを問い直すビジョン。